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J-GLOBAL ID:201002283348964890   整理番号:10A0632837

不斉(キラル)認識の新たな展開:界面・超分子現象によるトリック

著者 (5件):
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巻: 48  号:ページ: 21-28  発行年: 2010年01月01日 
JST資料番号: G0745A  ISSN: 0367-648X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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最近のキラル認識の進展を概観した。超分子を用いるキラル認識法の次の例を挙げた。カリキサレンのようなホスト分子がキラル分子と相互作用して超分子コンプレックスをつくり,ゲストのキラリティーにより違う色を呈する例。分子認識部と呈色部を超分子的に錯体としておき,分子認識部がゲストと結合したときに呈色部が放出される例。分子間相互作用を化学反応速度の差として表現して質量分析で光学純度を定量する例。ヘリックスポリマを用いて隣接官能基同士の協同効果やキラル増幅にもとづく主鎖のねじれをCD測定する例。テンプレートのキラリティーなどを記憶させた構造を内包した多孔性ポリマを作製する分子インプリント法などである。超分子によるキラル認識情報を界面を通して取り出す方法として次の例を挙げた。立体選択的電気化学反応のメディエータとなる錯体などで修飾したITO電極あるいは,自己集合単分子層を有する金電極を用いる例。水晶発振子と反射型干渉分光法を組み合わせた複合ガスセンサの例。抗原抗体反応を利用する例。核磁気共鳴画像法と免疫測定法を組み合わせたシステムの例。二重有機薄膜トランジスタを用いる例。走査型トンネル顕微鏡で直接見分ける例。抗体を表面に固定したカンチレバーのたわみで測定する例。NMRにおける化学シフトやピーク面積などの違いからキラルセンシングし,光学純度を簡便に算出できることも示した。
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反応の立体化学 
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