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J-GLOBAL ID：201002283383297405   整理番号：10A0944459

EVANS:拡張現実感技術を用いた無線ネットワーク可視化システム

著者 (5件)： 島田秀輝 (同志社大 理工) ,  坂本直弥 (同志社大 大学院工学研究科) ,  岡田昌和 (同志社大 理工) ,  綾木良太 (同志社大 大学院工学研究科) ,  佐藤健哉 (同志社大 大学院工学研究科)
資料名： 情報処理学会シンポジウムシリーズ(CD-ROM)  (IPSJ Symposium Series (CD-ROM))
巻： 2010  号： 1  ページ： 2085-2090  発行年： 2010年06月30日 
JST資料番号： L6741A  ISSN： 1882-0840  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,スマートフォンの登場と共に拡張現実感(AR:Augmented Reality)技術を利用したソフトウェアが注目され,様々なアプリケーション,ならびに開発環境が登場している。このAR技術を利用することにより,現実環境を映し出すカメラ画像に,web上の情報など,様々なアノテーションをマッピングすることが可能になっている。我々は,アノテーションとして,無線ネットワークに着目する。ケーブルによって,ハブなどに接続される有線ネットワークとは異なり,無線ネットワークは現実空間上では認識することができない。また,現在の無線ネットワーク管理ソフトウェアは,パソコン内の画面上に,電波強度などの無線ネットワークの情報が表示されるのみで,どのノードと接続されているかを直感的に理解することが難しい。そこで,我々は,無線ネットワークシステムを可視化するシステム,EVANS(Embodied Visualization with AR for Network Systems)を提案する。EVANSでは,AR空間上に,無線ネットワークの状態を可視化することによって,ノード間の接続状態を直感的に把握することが可能である。また,接続状態を表示するだけでなく,AR空間上のアノテーションを操作することによって,現実空間のノードに対して操作することも可能である。本稿では,EVANSの設計を述べ,無線センサを用いたEVANSのプロトタイプシステムの実装に関して述べる。プロトタイプシステムを用いた無線ネットワークデバイスのリンクの可視化/制御を通して,システムの有効性を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *複合現実感 ,  *通信網 ,  *無線伝送 ,  *可視化 ,  携帯電話 ,  アノテーション ,  相互接続 ,  通信装置 ,  システム設計 ,  プロトタイプ ,  スマートフォン ,  *拡張現実感
準シソーラス用語： ノード【通信】 ,  *無線ネットワーク

分類 (3件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  無線通信一般  (ND08010L) ,  人間機械系  (IB03000G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 拡張現実感 ,  無線ネットワーク ,  可視化システム