抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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浮力秤量法は粒径分布測定の新しい沈降法である。浮力秤量法によりJIS試験用粉体の粒径分布を測定した。JIS試験用粉体1,4種(タルク),5種(フライアッシュ),8種(関東ローム),JIS試験用粉体2,No.4(白色溶融アルミナ)の粒径分布は本法で測定可能であった。測定時間2時間でJIS試験用粉体1,4種(タルク),8種(関東ローム)の粒径分布を浮力秤量法によって測定するとシルトサイズの5-75μmの粒子が測定できる。本法によって測定したJIS試験用粉体1,5種(フライアッシュ),8種(関東ローム)の粒径分布は他の沈降法やレーザー回折散乱法で測定したそれとほぼ一致した。しかし,JIS試験用粉体1,4種(タルク),JIS試験用粉体2,No.4(白色溶融アルミナ)の粒径分布はレザー回折散乱法で測定したそれと異なった。粒子濃度が10kg/m
3以下の場合,JIS試験用粉体2,No.4(白色溶融アルミナ)の粒径分布測定結果に及ぼす粒子濃度の影響は見られなかった。(著者抄録)