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J-GLOBAL ID：201002285864240957   整理番号：10A0945546

水素誘起アモルファス化CeNi₂金属間化合物の触媒特性

Catalytic properties of hydrogen-induced amorphization (HIA) of CeNi₂ intermetallic compound

著者 (8件)： 遠藤成輝 (東北大 大学院工学研究科) ,  伊藤伸一 (筑波大) ,  冨重圭一 (東北大 大学院工学研究科) ,  亀岡聡 (東北大 多元物質科研) ,  TSAI An Pang (東北大 多元物質科研) ,  TSAI An Pang (物質・材料研究機構) ,  平田俊也 (物質・材料研究機構) ,  西村睦 (物質・材料研究機構)
資料名： 触媒  (Catalysts & Catalysis)
巻： 52  号： 6  ページ： 369-371  発行年： 2010年09月04日 
JST資料番号： F0319A  ISSN： 0559-8958  CODEN： SHKUAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水素吸蔵により構造をアモルファス相,不均化相へと大きく変態させるC15型Laves相CeNi₂金属間化合物を用いて,CO水素化反応に対するそれぞれの構造の違いによる触媒特性を検討した。CO水素化反応に対して,何れにおいても試料の酸化が起こるが,活性及び生成物(C1~C4炭化水素)の選択率は,試料で全く異なる結果を示した。特にアモルファスCeNi₂H_x(a-CeNi₂H_x)では高活性・高C2-C4選択性を示した。また,触媒活性に対する吸蔵水素と水素誘起アモルファス化(HIA)構造変態の影響をC₂H₄水素化反応で検証し,吸蔵水素の直接的な反応寄与が小さい事,ならびにHIAによる活性の向上が確かめられた。(著者抄録)

シソーラス用語： *触媒 ,  *金属間化合物 ,  *アモルファス化 ,  *触媒活性 ,  *水素化 ,  セリウム化合物 ,  ニッケル化合物 ,  非晶質 ,  水素吸蔵 ,  Laves相 ,  一酸化炭素 ,  結晶構造 ,  選択性 ,  炭化水素 ,  X線回折 ,  反応速度 ,  不均化
準シソーラス用語： アモルファス相 ,  結晶相 ,  構造変態 ,  選択率

分類 (3件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  金属相変態  (CB03020W) ,  反応操作(単位反応)  (XE01040I)

引用文献 (6件)：

• AOKI, K. Scripta Metall. 1987, 21, 27
• BAIKER, A. Advance in Catalyst Design. 1992, 217
• BAIKER, A. Glassy Metals 3. 1994, 121
• PAUL-BONCOUR, V. J. Less. Matals. 1988, 143, 301
• SMITH, G. V. J. Catal. 1983, 83, 238

タイトルに関連する用語 (5件)： 水素 ,  誘起 ,  アモルファス化 ,  金属間化合物 ,  触媒特性