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J-GLOBAL ID:201002285965344540   整理番号:10A0945330

多分化能幹細胞をC57BL/6マウス線維芽細胞からc-Myc形質導入なしでゲノム組込みもなく誘導して形成

Generation of Genome Integration-free Induced Pluripotent Stem Cells from Fibroblasts of C57BL/6 Mice without c-Myc Transduction
著者 (10件):
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巻: 285  号: 34  ページ: 26384-26389  発行年: 2010年08月20日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多分化能幹細胞(iPS細胞)の誘導に必要な4因子にはc-Mycが含まれ発癌性の問題があるので,c-Mycの不要なiPS細胞の誘導を検討することにした。マウスからのiPS細胞の作製におけるc-Myc要求性はマウスの系統に依存し,C57BL/6マウス由来の胚性線維芽細胞を用いればc-Mycの導入なしでゲノムへの組込みのないiPS細胞を作製でき,49回の独立した実験から得たiPS細胞クローン24種のうち,ゲノムへの組込みのないものは18クローンだった。これらのiPS細胞の性質はES細胞と同一だった。c-Mycを含まずウイルスベクターを用いない3因子で誘導したiPS細胞により,ゲノム組込みにc-Mycが寄与すると示された。C57BL/6マウスの遺伝学と分子生物学の研究は進んでいるので,本研究で作製された一連のクローンはiPS細胞作製の遺伝的解析に役立つだろう。
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分類 (3件):
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発生と分化  ,  基礎治療学  ,  生物学的機能 

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