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J-GLOBAL ID：201002286296721224   整理番号：10A0718764

円柱軸に沿った自発分極を持つ円柱状液晶

Columnar Liquid Crystal with a Spontaneous Polarization along the Columnar Axis

著者 (8件)： MIYAJIMA Daigo (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  ARAOKA Fumito (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  TAKEZOE Hideo (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  KIM Jungeun (Japan Synchrotron Radiation Res. Inst. (JASRI), Hyogo, JPN) ,  KATO Kenichi (RIKEN, Hyogo, JPN) ,  TAKATA Masaki (Japan Synchrotron Radiation Res. Inst. (JASRI), Hyogo, JPN) ,  TAKATA Masaki (RIKEN, Hyogo, JPN) ,  AIDA Takuzo (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 132  号： 25  ページ： 8530-8531  発行年： 2010年06月30日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 強誘電液晶(FLC)の合理的な設計戦略の第一段階として,扇形の4,5-ジチアフタロニトリル誘導体が,円柱軸に沿った自発分極を持つ円柱状中間相を形成するはじめての液晶(LC)分子であることを報告した。この扇形誘導体は,その極性芳香族コアの近くでH-結合アミド基を持ち,円柱状幾何学的形状へ自己組織化した。その分極は印加電界へ応答しないため,このLCは強誘電性ではなかったが,この分子設計のさらなる精巧さによって強誘電円柱状LC材料の実現が可能となるであろうことを示した。

シソーラス用語： *液晶 ,  *自発分極 ,  強誘電性液晶 ,  分子設計 ,  自己組織化 ,  円柱 ,  X線回折 ,  第二高調波発生
準シソーラス用語： *円柱状液晶

分類 (1件)： その他の液晶  (BK03030H)

物質索引 (3件)： 1,2-ビス(プロピルチオ)ベンゼン ,  1,2-ビス(ブチルチオ)ベンゼン ,  4,5-ビス[2-[[3,4,5-トリス(ドデシルオキシ)ベンゾイル]アミノ]エチルチオ]フタロニトリル

タイトルに関連する用語 (3件)： 円柱 ,  自発分極 ,  円柱状液晶