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J-GLOBAL ID：201002286888488476   整理番号：10A0511933

生体系材料をめざした小麦グルテンの加工の分子的基礎

Molecular Basis of Processing Wheat Gluten toward Biobased Materials

著者 (4件)： LAGRAIN Bert (Katholieke Universiteit Leuven, Leuven, BEL) ,  GODERIS Bart (Katholieke Universiteit Leuven, Leuven, BEL) ,  BRIJS Kristof (Katholieke Universiteit Leuven, Leuven, BEL) ,  DELCOUR Jan A. (Katholieke Universiteit Leuven, Leuven, BEL)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 11  号： 3  ページ： 533-541  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小麦グルテンの食品以外の分野への応用には材料としての特長を引き出すための加工が必要である。グルテンの加工過程,特に熱処理での物理的及び化学的変化をレビューした。グルテンの構造と反応性を論じ,特にスルフヒドリル単位,ジスルフィド単位の重要性を指摘した。グルテンの加工過程として熱処理(橋かけ),成型(押出,射出),冷却,脱可塑化(乾燥)を説明し,加工技術として湿潤法,乾燥法の違いを主に可塑剤使用量の面から述べた。グルテンと各種合成及び天然高分子材料の機械的性質を比較した。今後生物分解性などの特長を生かしてグルテンが高性能の合成高分子と競合してゆくには加工法,材料強度の改良が必要である。

シソーラス用語： コムギ ,  生体高分子 ,  食品加工 ,  *グルテニン ,  *グリアジン ,  *生分解性高分子 ,  Young率 ,  伸び ,  架橋【高分子】 ,  可塑化 ,  高分子可塑剤 ,  熱処理 ,  脂肪族アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： 橋架け ,  生体材料

分類 (2件)： 高分子固体の力学的性質  (CG02023D) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： グリセロール

タイトルに関連する用語 (4件)： 生体系 ,  小麦グルテン ,  分子 ,  基礎