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J-GLOBAL ID：201002287618145530   整理番号：10A1529425

異方性磁気抵抗素子センサを用いたECTによる燃焼器の欠陥検出の基礎検討

著者 (8件)： HE Dongfeng (物質・材料研究機構) ,  志波光晴 (物質・材料研究機構) ,  山脇寿 (物質・材料研究機構) ,  立木実 (物質・材料研究機構) ,  糸崎秀夫 (物質・材料研究機構) ,  森谷信一 (宇宙航空研究開発機構) ,  升岡正 (宇宙航空研究開発機構) ,  植竹一蔵 (物質・材料研究機構)
資料名： 非破壊検査  (Journal of JSNDI)
巻： 59  号： 10  ページ： 510-514  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： G0027A  ISSN： 0367-5866  CODEN： HIHKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 液体酸素/液体水素を推進剤とするロケット燃焼器の非破壊検査における品質保証の基礎的検討のために,ETC(渦電流探傷試験)の裏面探傷により,冷却通路内面に発生するクラック検出性を検討した。基礎検討用試験片材料として,銅合金の代りにアルミニウムを使用し,渦電流の検出には,異方性磁気抵抗素子を用いた。その結果,きずの検出特性は,シングルプローブと差動プローブのいずれにおいても,残肉0.5mm以下で長さ5mm以上の内面きずは,Cスコープ上においてすべて検出できることを示した。

シソーラス用語： *液体ロケットエンジン ,  *燃焼器 ,  故障検出 ,  検査 ,  三次元 ,  *磁気抵抗素子 ,  金属板 ,  溝形 ,  銅合金 ,  電磁誘導 ,  液体水素 ,  液体酸素
準シソーラス用語： アルミニウム板 ,  *渦電流探傷法

分類 (3件)： 非破壊試験  (HB02030F) ,  ロケットエンジン  (PB02050J) ,  電磁気学一般  (BD01020N)

引用文献 (7件)：

• HANNUM, N. Experimental and theoretical investigation of fatigue life in reusable rocket thrust chambers. AIAA/SAE 12th Propulsion Conference, Palo Alto, 1976. 1976, 1-23
• 森谷信一. 液体ロケット燃焼器の非破壊検査. 第24回宇宙構造材材料シンポジウム, 相模原, 2008. 2008, 9-12
• ALLWEINS, K. Defect detection in aluminum laser welds using an anisotropic magnetoresistive sensor array. J. Appl. Phys. 2005, 97, 10Q102
• DOGARU, T. Giant magnetoresistance-based eddy-current sensor. IEEE Trans. Magn. 2001, 37, 2790-2793
• CARR, C. The performance of flux gate magnetometers for nondestructive evaluation. Insight. 1999, 41, 20-24

タイトルに関連する用語 (6件)： 異方性 ,  磁気抵抗素子 ,  ECT ,  燃焼器 ,  欠陥検出 ,  基礎