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J-GLOBAL ID：201002288599072531   整理番号：10A0725734

「エアロゾル・オゾン等による植物影響-増加する越境大気汚染から森林を守る-」に参加して

著者 (4件)： 斎藤秀之 (北大 大学院農学研究院・農学院) ,  伊森允一 (北大 大学院農学研究院・農学院) ,  青山千穂 (北大 大学院農学研究院・農学院) ,  渡辺誠 (北大 大学院農学研究院・農学院)
資料名： 北方林業  (Northern Forestry, Japan)
巻： 62  号： 7  ページ： 175-179  発行年： 2010年07月01日 
JST資料番号： Y0115A  ISSN： 0388-8045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2009年10月8日に,北海道大学で開催されたシンポジウム「エアロゾル・オゾン等による植物影響-増加する越境大気汚染から森林を守る-」に参加しての感想を記載した。ここでは,まずエアロゾル・オゾンとは何かについて述べ,それが植物に及ぼす影響を概説した。エアロゾルとオゾンはともに植物の生長に悪影響を及ぼす可能性がある大気汚染物質である。近年,中国における自動車の保有台数の急速な増加とともにこれらの大気汚染物質が増加し,その影響が北海道にも及んでいることを指摘した。カラマツ林への影響,生物多様性への影響などについて述べた。

シソーラス用語： *エアロゾル ,  *オゾン ,  大気汚染物質 ,  大気汚染 ,  森林被害 ,  カラマツ ,  針葉樹林 ,  生物多様性 ,  植物成長 ,  複合汚染 ,  成長阻害 ,  環境保全 ,  北海道 ,  汚染物質 ,  植物生理

分類 (3件)： 気圏環境汚染  (SB03020M) ,  植物の病災害一般  (FC04010Y) ,  森林保育  (FF03040H)

引用文献 (14件)：

• Aber J., Nadelhoffer P., Melillo J.(1989) Nitrogen saturagtion in northern forest ecosystems. BioScience 39, 378-386.
• 青山千穂・小池孝良 (2∞9) 樹木の誘導防御に関する研究の動向と今後の方向性. 北方林業61, 217-220.
• 青山千穂・小池孝良 (2010) ブナ, ミズナラ幼樹の誘導防御の経時変化. 日林北支論58, 143-146
• 伊森允一ら (2010) グイマツ雑種F1 (グリーム) の成長と光合成特性に対する窒素付加の影響. 日林北支論58, 39-42.
• 伊豆田猛 (2006) 森林衰退と環境ストレス. 植物と環境ストレス (伊豆田猛編), 198-217, コロナ社, 東京

タイトルに関連する用語 (6件)： エアロゾル ,  オゾン ,  植物影響 ,  越境大気汚染 ,  森林 ,  参加