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J-GLOBAL ID：201002288742996618   整理番号：10A0534594

引き伸ばし中のボトルネックの金接触子における単一格子平面の逐一導入

One-by-One Introduction of Single Lattice Planes in a Bottlenecked Gold Contact during Stretching

著者 (4件)： OSHIMA Yoshifumi (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  OSHIMA Yoshifumi (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  KURUI Yoshihiko (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  TAKAYANAGI Kunio (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 79  号： 5  ページ： 054702.1-054702.8  発行年： 2010年05月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 我々は引き伸ばし中の同時に[111]及び[100]軸を持つ,ボトルネック形状金接触子([111]及び[100]接触子)の,構造及びコンダクタンス発展を観測した。[111]及び[100]接触子は,単一(111)または(100)格子平面が塑性変形によって導入されるまで,弾性的に引き伸ばされた。コンダクタンスは,弾性領域において約0.5~0.8G₀ずつ徐々に減少し,その後塑性変形においてステップダウンした。コンダクタンスの値は歪みに依存して変化したから,それらは量子化されなかった。コンダクタンスのヒストグラムは,弾性領域のためにやや広いピークを示した。これらのピークは接触子の機械的変形の特別のシーケンスを反映し,[110]接触子のピークへの強い対照にあり,後者は以前報告した様に量子化を反映した。10G₀以下で我々は,金の[111]及び[100]接触子が,1G₀における単一原子接触に加えて,それぞれ5及び3の特定の構造を持つことを見いだした。我々はボトルネックの金接触子では,歪は引き伸ばし軸に沿い多数の格子フリンジ上に広がり,イールドは追加の原子層を導入する十分な空間が使えるまで生じないと結論する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 接触器 ,  金 ,  *延伸 ,  格子 ,  平面 ,  構造 ,  コンダクタンス ,  発展 ,  塑性変形 ,  弾性変形 ,  歪 ,  量子化 ,  *電気接点
準シソーラス用語： 接触子

分類 (1件)： 電気接点  (NA05070V)

タイトルに関連する用語 (3件)： ボトルネック ,  金 ,  接触子