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J-GLOBAL ID:201002288810860223   整理番号:10A0166152

細孔形成材として有機繊維を用いた押出法で調製した多孔質マルチセラミックで生成した微小気泡の特徴

Characteristics of microbubbles generated by porous mullite ceramics prepared by an extrusion method using organic fibers as the pore former
著者 (8件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 1245-1251  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: E0801B  ISSN: 0955-2219  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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一方向に配向した細孔を有する多孔質マルチセラミックを細孔形成材としてレーヨン繊維を用いた押出法により調製し,この多孔質セラミックにより生成した微小気泡の特徴を調べた。1200mmの長さのセラミックは管状であり,内径20~30mm,外径30~50mmの厚肉あるいは薄肉である。厚肉および薄肉試料は47および49%の空隙率であり,平均孔径は7.8μmである。厚肉と薄肉試料の気体透過率は,それぞれ4.1×10-14および5.4×10-14m2であった。微小気泡が水に浸漬したセラミックチューブへのN2ガスの導入により生成した。微小気泡の生成のための最小圧力(気泡での圧力)は20kPaであり,他の気泡形成法より大変低かった。平均の微小気泡半径範囲は,薄肉試料では0.15~0.25L/minの流量で,また,厚肉試料では0.3~0.7L/minの流量で,約70から105μmであった。これらの気泡径は細孔やオリフィスからのバブリングで生成するFrtz形気泡についての計算値よりかなり小さかった。しかしながら,提示した細孔径はナノ気泡に基いた計算値と一致し,細孔中で水とガスの混合により気泡の形成が起きることを示している。微小気泡は水へのガス相の溶解を増強するので,水環境,特に酸素欠乏水の改善に有用な可能性を有する。水へのガスの溶解の有効性はこれらの多孔質セラミックを用いたCO2ガスの溶解挙動の調査によって確認された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
セラミック・磁器の性質  ,  膜流,液滴,気泡,キャビテーション 

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