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J-GLOBAL ID:201002289019893661   整理番号:10A0580675

Dictyostelium分化誘導因子1を認識し中和化する抗体の調製

Preparation of an antibody that recognizes and neutralizes Dictyostelium differentiation-inducing factor-1
著者 (5件):
資料名:
巻: 396  号:ページ: 364-369  発行年: 2010年05月28日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞性粘菌Dictyostelium discoideumの発生において,分化誘導因子1(DIF-1;1-(3,5-ジクロロ-2,6-ジヒドロキシ-4-メトキシフェニル)ヘキサン-1-オン)は細胞分化と走化性の調節において重要な役割を果たす。しかし,DIF-1を含む細胞シグナリングシステムは解明されないままである。DIF-1のプローブを得るため,我々はDIF誘導体(DIF-1-NH2;6-アミノ-1-(3,5-ジクロロ-2,6-ジヒドロキシ-4-メトキシフェニル)ヘキサン-1-オン)を合成し,免疫原としてDIF-1-NH2-共役高分子を用いて抗DIF-1抗体を調製した。100倍希釈したこの抗体はDIF-1-NH2-共役レジンに結合し,この結合は20μM DIF-1またはDIF-1-NH2の共添加により阻害された。DIF欠損D.discoideum株であるHM44細胞の単層培養において,0.5nMの外来DIF-1は細胞の約60%で柄細胞形成を誘導した。この誘導は(12.5または25倍希釈した)この抗体により量依存的に阻害された。さらに,この抗体によるこの阻害は2.5または10nMのDIF-1の共添加により回復した。これらの結果はこの抗DIF-1抗体はDIF-1を認識し,その機能を中和化することを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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抗原・抗体・補体の生化学 
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