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J-GLOBAL ID：201002289200762560   整理番号：10A0088979

航空機を使用した模擬宇宙環境での宇宙GHTA溶接法によるアルミニウム管の溶接実験

Welding Experiments on Aluminum Pipe by Space GHTA Weldingin Aircraft-Borne Simulated Space Environment

著者 (9件)： 吹田義一 (高松工業高等専門学校) ,  大原将広 (高松工業高等専門学校) ,  十川弘樹 (高松工業高等専門学校) ,  松下和憲 (高松工業高等専門学校) ,  正箱信一郎 (高松工業高等専門学校) ,  寺嶋昇 (高松工業高等専門学校) ,  佃芳行 (高松工業高等専門学校) ,  増渕興一 (マサチューセッツ工科大学) ,  山内庄司 (高松工業高等専門学校)
資料名： 溶接学会論文集(Web)
巻： 25  号： 4  ページ： 494-500 (J-STAGE)  発行年： 2007年 
JST資料番号： U0047A  ISSN： 0288-4771  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 今後,国際宇宙ステーションISSの修理や宇宙構造物の建造などに宇宙溶接技術が必要になる。本研究では,真空装置と溶接機を搭載した飛行機のパラボリック飛行中に得られる微小重力10^-2G,圧力10Paの模擬宇宙環境において,純アルミニウム管A1070の溶接実験を行った。溶接状況は高速度ビデオカメラで観察し,溶接中の溶接電流,Ar流量,真空チャンバ内圧力及び重力加速度はデジタルオシログラフで記録した。模擬宇宙環境でも直流パルス電源を使用するGHTA(ガス中空タングステンアーク)溶接により溶融池表面の酸化膜を除去でき,融合不良,ブローホールなどの溶接欠陥のない突合せ継手が得られた。

シソーラス用語： *アルミニウム ,  金属管 ,  *TIG溶接 ,  環境シミュレーション ,  微小重力 ,  飛行機 ,  飛翔 ,  *溶接性 ,  ホロー陰極 ,  高速度カメラ ,  その場観察 ,  溶融池 ,  酸化膜 ,  溶接欠陥 ,  溶込不良 ,  気泡欠陥 ,  直流電源 ,  パルス波 ,  継手【接合】 ,  *宇宙環境実験 ,  パラボリックフライト ,  突合せ継手 ,  *性質 ,  化成皮膜 ,  欠陥
準シソーラス用語： ガスタングステンアーク溶接 ,  溶接溶融池 ,  融合不良【溶接】

分類 (1件)： 溶接性,溶接性試験  (WC07070Y)

引用文献 (12件)：

• 1) Y. Suita et al.: Research and Development of Space Processing Technology, Space Engineering Elements edited by the JSME Space Engineering Division, (2004), pp. 145-154. (in Japanese)
• 2) B. E. Paton: WELDING IN SPACE, Welding Engineer, 57-1 (1972), pp. 25-29.
• 3) Bob Irving: Electron Beam Welding, Soviet Style: A Front Runner for Space, Welding Journal, 70-7 (1991), pp. 55-59.
• 4) V. A. Dzhanibekov et al.:Welding Equipment for Space Applications, Proc. "Welding in Space and the Construction of Space Vehicles by welding", September, 24-26 (1991), New Carrollton, Maryland, USA, pp. 49-58.
• 5) T. Ohji (translation), Paton, B.E., Lapchinsky V. F.: WELDING in SPACE and RELATED TECHNOLOGIES, Sanpo (2000), 35-98. (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (7件)： 航空機 ,  宇宙環境 ,  宇宙 ,  GHTA溶接 ,  アルミニウム管 ,  溶接 ,  実験