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J-GLOBAL ID:201002291138903513   整理番号:10A0838148

プロテアーゼの活性部位の立体配座が基質による誘導で変化するとその後の基質との反応が影響される

Substrate-induced Changes in Protease Active Site Conformation Impact on Subsequent Reactions with Substrates
著者 (10件):
資料名:
巻: 285  号: 30  ページ: 22950-22956  発行年: 2010年07月23日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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酵素と基質の結合では,酵素が硬い場合には「鍵と鍵穴」,柔らかい場合には「誘導適合」の各モデルが知られているが,ある基質に対して酵素が柔らかいか硬いかについて決定されていない。そこで,各種の基質に反応できるシマミミズのプロテアーゼI(EfPI)を用い,第1の基質と第2の基質での酵素反応においてこの酵素の内在性の蛍光変化から立体配座の変化を測定したところ,反応時の配座変化の要求性に応じて両モデルを使い分けていた。つまり,大きなトロンビン様基質またはキモトリプシン様基質で誘導される配座では小さなウロキナーゼ様基質に結合できなかった。逆に,ウロキナーゼ様基質で誘導される配座は柔軟であり,トロンピン様基質やキモトリプシン様基質でさらに配座を変化できた。低濃度の変性剤グアニジン塩酸で配座を乱したとき,キモトリプシン様基質を結合した場合には他の場合よりも配座の変化が少なかった。したがって,基質結合により酵素は相対的に硬くなり,第二の基質への反応では「鍵と鍵穴」モデルに従うことがわかった。
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