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J-GLOBAL ID：201002291381675880   整理番号：10A0443007

パルス高水圧による果実ジュースの殺菌

Pasteurization of Fruit Juices by Means of a Pulsed High Pressure Process

著者 (3件)： DONSI Giorgio (Univ. of Salerno, Fisciano (SA), ITA) ,  FERRARI Giovanna (Univ. of Salerno, Fisciano (SA), ITA) ,  MARESCA Paola (Univ. of Salerno, Fisciano (SA), ITA)
資料名： Journal of Food Science  (Journal of Food Science)
巻： 75  号： 3  ページ： E169-E177  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： C0005A  ISSN： 0022-1147  CODEN： JFDSAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高圧で微生物を殺菌する高静水圧処理は加工食品の官能的特性を保持して食品の品質を高める特徴を有するために広く普及している。また,高圧殺菌装置以外に殺菌処理に有効な相乗効果を目的にした種々の手法が報告されている。ここでは,非殺菌清澄Annurcaリンゴジュースおよび新鮮な圧搾清澄オレンジジュースに対するパルス高静水圧殺菌処理における圧力,温度およびパルス数などの主要処理変数の影響を検討した。実験の結果,パルス高静水圧殺菌処理の効果は圧力,温度およびパルス数の組み合わせに依存していた。このパルス高静水圧殺菌処理は食品の品質に影響はなかった。そのためにパルス高静水圧殺菌処理の最適条件は殺菌効果および操作コストのみで決定できた。パルス高静水圧殺菌処理による試料果実ジュースの微生物的,物理化学的および栄養学的最低シェルフライフは冷蔵下で21日であった。この貯蔵期間中の試料果実ジュースの微生物的,物理化学的および栄養学的変動はなかった。筆者はこのパルス高静水圧殺菌処理により果実ジュースの自然の新鮮さ(色相および芳香)および栄養的品質を保存することが可能であると結論した。

シソーラス用語： 静水圧 ,  オレンジジュース ,  *飲料製造 ,  *殺菌 ,  りんごジュース ,  *果実飲料 ,  *食品分析 ,  殺菌装置 ,  シェルフライフ ,  菌数計測 ,  芳香 ,  *官能検査 ,  匂いセンサ
準シソーラス用語： Annurcaリンゴジュース ,  パルス高静水圧 ,  高圧多枝システムU111 ,  電子鼻

分類 (3件)： 果実飲料,加工飲料  (FJ06020S) ,  食品の品質  (FJ01040F) ,  滅菌法  (EG02040C)

タイトルに関連する用語 (4件)： パルス ,  高水圧 ,  果実ジュース ,  殺菌