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J-GLOBAL ID：201002292459260165   整理番号：10A0960713

ハーディストン石(Ca₂ZnSi₂O₇)およびβ-TCPセラミックスで培養されたヒト骨髄由来の間充織幹細胞のin vitro増殖および骨形成分化

In vitro Proliferation and Osteogenic Differentiation of Human Bone Marrow-derived Mesenchymal Stem Cells Cultured with Hardystonite (Ca₂ZnSi₂O₇) and β-TCP Ceramics

著者 (8件)： LU Hongxu (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  LU Hongxu (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  KAWAZOE Naoki (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  TATEISHI Tetsuya (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  CHEN Guoping (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  CHEN Guoping (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  JIN Xiaogang (Shanghai Inst. Ceramics, Chinese Acad. Sci., Shanghai, CHN) ,  CHANG Jiang (Shanghai Inst. Ceramics, Chinese Acad. Sci., Shanghai, CHN)
資料名： Journal of Biomaterials Applications  (Journal of Biomaterials Applications)
巻： 25  号： 1  ページ： 39-56  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： T0291A  ISSN： 0885-3282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ハーディストン石(Ca₂ZnSi₂O₇:珪亜鉛鉱)(CSZn)およびβ-リン酸三カルシウム(β-TCP)セラミックスを,非接触および接触モードに於けるヒト骨髄由来の間充織幹細胞(MSC)の培養用に使用した。MSCの増殖および骨形成分化に及ぼすそれらの影響を比較した。CSZnおよびβ-TCPセラミックスの両方が,非接触モードに於ける細胞増殖および骨形成分化をサポートしていた。CSZnは,β-TCPでよりも更に大きな増殖促進効果を有していた。その工程は,非接触モードに於ける骨形成用のデキサメタゾンの相乗効果を必要としていた。MSCを接触モードでセラミックス上に培養した時,その細胞はCSZn上でよりもβ-TCP上でより迅速に増殖していた。CSZnは,β-TCPのそれよりもより大きなMSC骨形成分化促進度を示していた。CSZnは,デキサメタゾンの存在無しで骨形成分化を促進できた。MSCの接触および非接触培養の両方から,ハーディストン石が,硬組織再生および組織工学用の良好な候補と成るであろう,ことを実証した。

シソーラス用語： ケイ酸塩 ,  亜鉛化合物 ,  カルシウム化合物 ,  *リン酸カルシウム ,  *間葉系幹細胞 ,  *骨形成 ,  *分化 ,  *珪酸塩鉱物 ,  細胞培養 ,  細胞移植 ,  in vitro実験 ,  細胞増殖 ,  増殖促進 ,  ステロイド ,  相乗作用 ,  硬組織 ,  生体組織工学 ,  ジエン ,  有機フッ素化合物 ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  ジケトン ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  ステロイドホルモン ,  グルココルチコイド
準シソーラス用語： *β-リン酸三カルシウム ,  ヒト骨髄間葉系幹細胞移植 ,  *骨再生

分類 (3件)： 細胞分裂・増殖  (EF02020D) ,  合成鉱物  (CD01040K) ,  細胞・組織培養法  (EA03040R)

物質索引 (1件)： デキサメタゾン

タイトルに関連する用語 (8件)： β-TCP ,  セラミックス ,  培養 ,  ヒト ,  骨髄 ,  間充織幹細胞 ,  増殖 ,  骨形成分化