抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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気象学が扱う流れ場は非線形であり,背景場とこれに重合する摂動場に分ける試みが行なわれて来た。分離にはPCA(主成分分析)が使われているが,PCAを使うべきか,また,PCAを使った結果が何を意味するか,の問題は慎重に考えるべきである。上記のような手法に対する改善策の一つとして1990年代後半に「混合信号の分離問題」と言う信号処理問題の発展として考えられる標題のICA(独立成分分析)が知られるようになった。情報理論では「相互情報量」,「情報エントロピー」或は「ネゲントロピー」などで説明されているICAの基本的考え方を,モデル,主成分分析,統計的独立性,中心極限定理と独立成分分析の順に説明した。最後にICAに関する参考情報を付記した。