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J-GLOBAL ID:201002293630006449   整理番号:10A0767869

踏切直前での踏切音鳴動に対する自動車ドライバーの運転行動評価

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巻: 46  号: 特別号  ページ: 336-337  発行年: 2010年06月19日 
JST資料番号: S0258A  ISSN: 0549-4974  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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現在の日本の道路交通法では,踏切通行時の一旦停止を義務づけているが,ヨーロッパやアメリカでは行われていないことから,これを解除することによって渋滞緩和等に効果があるとの意見がある。一方,直前横断(踏切警報音が鳴動してからの自動車の無理な横断)の発生可能性が高くなることの懸念もある。そこで,踏切通行時に一旦停止を行わない場合,踏切通行の安全性にどれほどの影響を及ぼすのかについて,本研究では,踏切警報音の鳴動開始時点からのドライバーの行動観察結果をもとに検証した。実験の結果,踏切警報音の鳴動開始時点において,車速が高いほど停止判断を行うドライバーが多いが,行為の結果が踏切手前でブレーキを踏んでも停止できない割合が高くなることがわかった。特にこの傾向は,警報音鳴動時点に自動車が中間ゾーンにいた場合に顕著であった。したがって,直前横断の発生を予防するためには,ドライバーに対して遠い位置から減速・停止行動を促すよう,踏切の存在を示す注意喚起が必要であるといえる。また,踏切警報音が踏切通過前のドライバーに停止判断を促す効果は,車速によって差がみられることから,音の刺激だけでなく,予告信号のような視覚による注意喚起と組み合わせた対策を講じることがより有効と思われる。
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分類 (2件):
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人間機械系  ,  自動車事故,交通安全 
タイトルに関連する用語 (5件):
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