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J-GLOBAL ID：201002293659125080   整理番号：10A0850632

低い忠実度およびバイパス活性を与える脊椎動物DNAポリメラーゼにおける残基の進化的保存

Evolutionary conservation of residues in vertebrate DNA polymerase N conferring low fidelity and bypass activity

著者 (5件)： TAKATA Kei-ichi (Univ. Texas M. D. Anderson Cancer Center) ,  ARANA Mercedes E. (National Inst. of Health, NC, USA) ,  SEKI Mineaki (Osaka Univ., JPN) ,  KUNKEL Thomas A. (National Inst. of Health, NC, USA) ,  WOOD Richard D. (Univ. Texas M. D. Anderson Cancer Center)
資料名： Nucleic Acids Research  (Nucleic Acids Research)
巻： 38  号： 10  ページ： 3233-3244  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0242C  ISSN： 0305-1048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： POLNは脊椎動物ゲノムにエンコードされたDNAポリメラーゼであり,異常な忠実度およびDNA損傷バイパス性を持つ。フィンガーサブドメインのモチーフ4の保存された’O-ヘリックス’において,特に興味深いLys残基を同定した。対応する残基は原核生物pol Iの忠実度の制御に対し最も重要なものの1つであり,それらの酵素における非極性AlaおよびThrであった。K679AまたはK679T POLN突然変異体DNAポリメラーゼは非損傷鋳型において完全な活性を持っていたが,Tの反対の鋳型Gの取込は貧弱であり,5S-Tgを有効にバイパスしないことを動的測定が示した。また,同じモチーフに保存されたTyr残基はジデオキシヌクレオチドへの感受性に影響するばかりでなく,酵素活性,忠実度およびバイパスに大きく影響することを見出した。

シソーラス用語： *忠実度 ,  *脊椎動物 ,  *DNAポリメラーゼ ,  *アミノ酸残基 ,  生物進化 ,  ゲノム ,  符号化 ,  DNA損傷 ,  螺旋 ,  原核生物 ,  突然変異体 ,  鋳型【遺伝】 ,  ヌクレオチド ,  感受性 ,  酵素活性度
準シソーラス用語： エンコード ,  ジデオキシヌクレオチド ,  チロシン残基 ,  リジン残基 ,  酵素活性 ,  進化【生物】 ,  ヘリックス

分類 (7件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  動物の生化学  (EJ01050P) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  進化論一般  (EC03010Q) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  遺伝的変異  (EC01030Y)

タイトルに関連する用語 (8件)： 忠実度 ,  バイパス ,  活性 ,  脊椎動物 ,  DNAポリメラーゼ ,  残基 ,  進化 ,  保存