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J-GLOBAL ID:201002293782755404   整理番号:10A0451112

植物から放出される揮発分による食物のヘルスモニタリング 大規模温室における揮発分濃度におけるBotrytis cinereaの影響を予測する為のモデル

Health monitoring of plants by their emitted volatiles: A model to predict the effect of Botrytis cinerea on the concentration of volatiles in a large-scale greenhouse
著者 (11件):
資料名:
巻: 106  号:ページ: 37-47  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: E0030A  ISSN: 1537-5110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本文では,温室内の(Z)-3-ヘキセノール,α-ピネン,α-テルピネン,β-カリオフィリン及びメチルサリシラートの濃度を計算する為のモデルについて,その源と沈降挙動の基礎に関して論述した。本モデルを使用し揮発性有機化合物(VOCs)が,2.2x104植物を含め5x104m3の体積を有する大規模トマト生産温室におけるBotrytis cinerea感染を示すことが出来るかを調べた。7種類の実験を行い,これらVOCsのモデルをパラメータ化をした。モデル予測に基づき,メチルサリシラートの濃度におけるBotrytis cinerea誘起による増加を大規模トマト生産温室において:(a)窓が十分に開口している時,(b)その増加が少なくとも1時間継続している時,(c)植物の5%が感染している時に検出可能である。また,メチルサリシラートの濃度におけるBotrytis cinerea誘起による増加は,(a)窓が閉じている時,(b)増加が少なくとも6時間継続している時,(c)植物の5%が感染している時に検出可能である。(Z)-3-ヘキセノールの濃度におけるBotrytis cinerea誘起による増加は,研究した全ての条件において検出可能である。しかしながら,感染した植物に加えて,(Z)-3-ヘキセノールの付加的源が,食物廃棄物及び特に近隣農場の作物の収穫及びストレスを含めて存在することが予想される。α-ピネン,α-テルピネン,及びβ-カリオフィリンの濃度におけるBotrytis cinerea誘起による増加は,大規模トマト生産温室においては恐らく検出できない。従って,大規模トマト生産温室におけるBotrytis cinerea感染を示すためには,メチルサリシラートの検出に重点を置くことが推奨される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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野菜  ,  菌類による植物病害 
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