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J-GLOBAL ID:201002295971269300   整理番号:10A1623517

プローブタック試験によるタックの接触時間依存性と温度依存性から評価したアクリル系ブロックコポリマーの接着特性

Contact Time and Temperature Dependencies of Tack for Acrylic Block Copolymer Measured by a Probe Tack Test
著者 (9件):
資料名:
巻: 46  号: 12  ページ: 466-472  発行年: 2010年12月01日 
JST資料番号: G0749A  ISSN: 0916-4812  CODEN: NSEGE7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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接着強さは被着体との界面の密着性と接着剤自身の凝集力の2つの因子に依存する。アクリル系ブロックコポリマーの接着特性をプローブタック試験で評価した結果から,界面の密着性と凝集力の相対的な寄与の割合について考察した。ポリメタクリル酸メチル-block-ポリアクリル酸ブチル-block-ポリメタクリル酸メチルトリブロックコポリマー単独(A),これにポリメタクリル酸メチル-block-ポリアクリル酸ブチルジブロックコポリマーを加えた系(B),およびポリアクリル酸ブチルオリゴマーを加えた系(C)を試料とした。タックの接触時間依存性では,タックはB≒C>Aで接触時間とともにゆるやかに上昇した。タックの温度依存性では,室温以上にタックのピークが出現し,ピーク温度はA>B>Cの順に高かった。引張試験,動的粘弾性による凝集力を反映する強度や弾性率はA>B≒C,1Hパルス核磁気共鳴法によるポリアクリル酸ブチルセグメントの分子運動性は,C>B>Aであった。以上の結果から,検討した系では接着強さに対する相対的な界面の密着性の寄与がC>B>Aの順に大きいと推定した。(著者抄録)
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分類 (3件):
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接着剤の性質・試験  ,  アクリル樹脂  ,  高分子固体の物性一般 

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