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J-GLOBAL ID:201002297268732590   整理番号:10A0952069

食品の有機・無機同時分析のための高温液体クロマトグラフィーと誘導結合プラズマ発光分光分析の複合化

High-Temperature Liquid Chromatography Inductively Coupled Plasma Atomic Emission Spectrometry hyphenation for the combined organic and inorganic analysis of foodstuffs
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巻: 1217  号: 40  ページ: 6195-6202  発行年: 2010年10月01日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高温液体クロマトグラフィー(HTLC)と誘導結合プラズマ発光分光分析(ICP-AES)との組み合わせをはじめて報告する。この複合化は,HTLCの分離効率と同時ICP-AESシステムの検出能を結び付けて有機化合物と金属の連結定量を可能にする。カラムの流出液を分光計に導入し,特徴的波長対時間での炭素のエミッション信号をプロットして有機化合物のクロマトグラムを得た。金属については,カラムの出口と分光計の間に小さな試料容積を注入し,それぞれの元素のエミッション強度を同時にとって定量した。HTLCの流出液が高温で発生したとき,エアロゾルがカラムの出口で生じた。したがって,ICP-AESでの液体試料導入システムの構成部品としての空気噴霧機の利用を避けて,ピーク分散と検出限界を半分に低下させた。温液流れを噴霧化して過剰量の溶媒が送られてプラズマの冷却を避けるために,恒温噴霧室が必要となった。試料導入における類似性のために,蒸発光散乱検出器(ELSD)を対照として取り上げた。比較して言えば,検出限界は,HTLC-ICP-AESとHTLC-ELSDの両方が同じオーダーであった。しかし,後者は,いくつかの化合物によりよい結果(それぞれ,10-20mg/Lと5-10mg/L)を与えた。これとは対照的に,本研究の新たな複合化によるダイナミックレンジは,約2オーダー広い。さらに興味深いことは,HTLC-ICP-AESは,有機物(10-400mg/Lの大体の濃度でのグルコース,スクロース,マルトース,及びラクトース)と無機物(6-3000mg/Lの範囲の濃度でのMg,Ca,Na,Zn,K,及びB)の両方の含有量の情報を与えた。ミルク,クリーム,キャンデー,スポーツドリンク,及びビールなどの食品試料の分析に本法を適用した。2つの検出器(ICP-AESとELSD)を用いて得たデータの間に良好な相関が見出された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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各種分析法一般  ,  食品の分析 
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