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J-GLOBAL ID:201002297444134769   整理番号:10A1143825

頭部損傷基準値(HIC)の理論的分析

著者 (5件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 57-63  発行年: 2010年10月10日 
JST資料番号: L3953A  ISSN: 1345-1537  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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事故による頭部への衝撃の程度を表現する頭部損傷基準値(HIC)は,衝撃時間t1からt2までの平均加速度の2.5乗掛け衝撃時間間隔の最大値である。本論文では,車が正面から人に追突してボンネットにぶつかった場合の加速の時間変化を分析し,HICの冪の意味を考察した。その結果,冪の2.5乗はノイズを拾わずに,主ピークの効果のみを取り上げる選択的働きを持つことを示した。次に,ダミーロボットを用いた転倒実験で得られた加速度がガウス関数によって非常によくフィットしたので,HICを理論的に積分することで解析的表現を与えた。具体的には,ピーク値と標準偏差による簡単な式で表せ,その理論値はHICのよい近似を与えた。また,加速度の積分から得られる速度変化と標準偏差(ピーク幅)を用いてHICを表すと,ピーク幅を広げることでHICを下げられることがわかった。さらに,ダミーロボットに自転車用ヘルメットを被せた転倒実験での加速度にガウス関数フィットを行ったところ,主たるピークは大きく幅を広げてHICが約1/16まで下がり,ヘルメットの効果を定量的に示すことができた。
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分類 (2件):
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自動車事故,交通安全  ,  ロボットの運動・制御 
引用文献 (7件):
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