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J-GLOBAL ID:201002299410705646   整理番号:10A0343500

紅麹は高脂血症Aβ40-注入ラット内でAlzheimer危険因子ではなく神経保護sAPPalphaを分泌し,アミロイドβの発現を促進する

Red Mold Rice Promotes Neuroprotective sAPPalpha Secretion Instead of Alzheimer’s Risk Factors and Amyloid Beta Expression in Hyperlipidemic Aβ40-Infused Rats
著者 (5件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 2230-2238  発行年: 2010年02月24日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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筆者らはMonascusを発酵させた紅麹に含まれるコレステロール低下物質,抗酸化物質および抗炎症物質を用いて,アミロイドβ40(Aβ40)誘発記憶障害の改善について研究している。本研究では紅麹のエタノール抽出物(RE)および紅麹(RMR)について,コレステロール処理ヒト神経芽腫IMR32細胞でのAPP蛋白質分解過程への関与とともに,脳室内Aβ40-注入高脂血症ラット内の記憶・学習能力やAlzheimer病(AD)危険因子発現に対する影響を調べた。この結果,ヒト細胞試験ではREはβセクレターゼ活性を抑制し,その結果sAPPα(アミロイド前駆体蛋白質α)分泌量が増加した。動物試験では,RMRにより記憶障害が改善され,神経保護作用によるAβ40形成の下方制御,βセクレターゼ活性の抑制,アポリポ蛋白質E発現,海馬内の神経保護sAPPα分泌に対するAPP蛋白質分解が認められた。
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分類 (2件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  微生物代謝産物の生産 
物質索引 (1件):
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