抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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襲雷時に電線表面で発生する沿面放電が進展して発生する被覆の貫通破壊は電線溶断事故の原因となる。実験では,電柱の電線支持部とその部分を模擬した実験回路を作製し,標準雷インパルス電圧を電線の心線に印加した。バインド線先端から進展する負極性沿面放電の進展長,進展様相をイメージコンバータカメラにより詳細に観測した。その結果,負極性沿面放電には,形態的特徴から,1)密着型のみが発生,2)密着型の先端に円弧状ジャンプ型が発生,3)密着型,円弧状ジャンプ型,離散的ジャンプ型の全てが順次発生,の3種類の様相が現れたことから,各様相の放電の広がり状態,進展速度,形状の大きさ等,これまで未解明であった進展の開始から停止に至る時間的変化過程の全貌を明らかにできた。