特許
J-GLOBAL ID:201003001320497224
3次元の空隙形状を有する構造体上にリン酸カルシウム化合物を被覆する処理方法と該構造体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
丹羽 宏之
, 野口 忠夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-051994
公開番号(公開出願番号):特開2010-202475
出願日: 2009年03月05日
公開日(公表日): 2010年09月16日
要約:
【課題】3次元の空隙形状を有する構造体上にリン酸カルシウム化合物を被覆して、カラムクロマト充填材などを全面または部分的に被覆する処理方法と該構造体の製造方法を提供する。【解決手段】分子プレカーサー法に代表されるウェットプロセスにてリン酸カルシウム化合物形成用の溶液組成物を塗布した後、熱処理して該化合物を形成する際に、(A)酸化性雰囲気中300〜1100°Cで加熱する酸化処理、(B)酸化剤を0.1wt%〜50wt%添加した溶液組成物を塗布した構造体を、酸化性雰囲気中または大気中300〜1100°Cで加熱する酸化処理、(C)前記いずれかの加熱酸化処理後に酸化剤に浸漬もしくは浸漬後に100〜800°Cで熱処理する酸化処理、から選ばれる1つ以上の簡単な酸化処理工程により、構造体の強度の低下、変形、脆化を抑制し、該化合物を全面または部分的に被覆した構造体を製造できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
カラムクロマト充填材、触媒担持材、再生医療用細胞担体材(スキャフォールド)、細胞培養材、骨補填材、骨再建材、薬剤スクリーニング基材に用いられる3次元の空隙形状を有する構造体にウェットプロセスによるリン酸カルシウム化合物を形成できる溶液組成物を塗布した後、熱処理して該化合物を形成する際に、(A)酸化性雰囲気中300〜1100°Cで加熱する酸化処理、(B)酸化剤を0.1wt%〜50wt%添加した溶液組成物を塗布した構造体を、酸化性雰囲気中または大気中300〜1100°Cで加熱する酸化処理、(C)前記いずれかの加熱酸化処理後に酸化剤に浸漬もしくは浸漬後に100〜800°Cで熱処理する酸化処理、から選ばれる1つ以上の酸化処理工程により、構造体の強度の低下、変形、脆化を抑制し、該化合物を全面または部分的に被覆処理することを特徴とする構造体の製造方法。
IPC (6件):
C01B 25/32
, G01N 30/88
, A61F 2/28
, A61L 27/00
, B01J 20/04
, B01J 20/32
FI (9件):
C01B25/32 Q
, G01N30/88 201X
, A61F2/28
, G01N30/88 101C
, A61L27/00 L
, A61L27/00 J
, A61L27/00 M
, B01J20/04 A
, B01J20/32
Fターム (27件):
4C081AB02
, 4C081AB04
, 4C081CF021
, 4C081CF061
, 4C081CG02
, 4C081CG03
, 4C081CG04
, 4C081DA04
, 4C081DA05
, 4C081DA11
, 4C097AA01
, 4C097DD06
, 4C097DD07
, 4C097DD09
, 4C097DD10
, 4C097FF04
, 4C097FF05
, 4G066AA02C
, 4G066AA50B
, 4G066AA71C
, 4G066AA72C
, 4G066BA01
, 4G066BA16
, 4G066EA01
, 4G066FA12
, 4G066FA21
, 4G066FA34
引用特許:
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