特許

J-GLOBAL ID：201003002314223860

熱電材料とその製造方法

発明者： 黒崎 健 ,  河野 健太 ,  山中 伸介 ,  宇埜 正美 ,  牟田 浩明
出願人/特許権者： 国立大学法人大阪大学
代理人 (2件)： 上代 哲司 ,  神野 直美
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2008-158932
公開番号（公開出願番号）：特開2010-001506
出願日： 2008年06月18日
公開日（公表日）： 2010年01月07日
要約：

【課題】性能指数ZTと出力因子PFが良好であり、低温域において優れた熱電特性を有し、しかも環境調和性の面からも、コストパフォーマンスの面からも優れた熱電材料を提供する。【解決手段】FeNbSbのSbの一部がSnにより置換されているハーフホイスラー型結晶構造を有する金属間化合物からなる熱電材料。金属間化合物は、化学式FeNbSb1-XSnX(0.03≦X≦0.10)で表される金属間化合物である熱電材料。Fe、Nb、SbおよびSnを各々化学量論比で秤量し、溶融して反応させ金属間化合物の第1のインゴットを作製し、前記Fe、Nb、SbおよびSnの総質量と第1のインゴットの質量差を求め、前記第1のインゴットに前記質量差と等しい質量のSbを追加して溶融して反応させ金属間化合物の第2のインゴットを作製するステップを有する熱電材料の製造方法。【選択図】図4

請求項（抜粋）：

FeNbSbのSbの一部がSnにより置換されているハーフホイスラー型結晶構造を有する金属間化合物を主成分とすることを特徴とする熱電材料。

IPC (6件)：

C22C 30/04 ,  H01L 35/20 ,  H01L 35/34 ,  C22C 1/00 ,  C22C 1/02 ,  C22C 1/04

FI (6件)：

C22C30/04 ,  H01L35/20 ,  H01L35/34 ,  C22C1/00 Q ,  C22C1/02 503N ,  C22C1/04 E

Fターム (5件)：

4K018AA40 ,  4K018BA20 ,  4K018BC08 ,  4K018EA21 ,  4K018KA32

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 熱電変換材料
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-042490   出願人：独立行政法人科学技術振興機構
• 熱電変換材料および熱電変換素子
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-201294   出願人：株式会社東芝