特許
J-GLOBAL ID:201003004440090470

取水ゲート自動制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人大貫小竹国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-131696
公開番号(公開出願番号):特開2010-275825
出願日: 2009年06月01日
公開日(公表日): 2010年12月09日
要約:
【課題】導水路に複数の取水口から取り入れた水を合流させる場合において、ハンチングを起こさずに基準水位(基準水量)を得ることが可能な取水ゲート自動制御システムを提供する。【解決手段】ダム水位計8が設けられたダムの取水口4に対しては、ダム水位計8により検出されたダム水位と取水ゲート開度計25により検出された取水ゲート6の開度とに基づき算出される取水量が第1の目標取水量となるように取水ゲート6の開度を制御し、それ以外の取水口5に対しては、水路水位計9により検出された導水路1の水位から得られる水路流量とダム水位計8が設けられたダムの取水口4の前記算出された取水量との差が第2の目標取水量となるように取水ゲート7の開度を制御する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
水力発電用の水を水力発電所に導入するために設けられる導水路に、河川を流れる水を導水する複数の取水口を連通させ、それぞれの前記取水口に設けられる取水ゲートの開度を制御して前記導水路の水路水位を調節する取水ゲート自動制御システムにおいて、 前記取水口を備えたダムに対してダム水位を検出するダム水位計と、前記複数の取水口からの取水を合流させた後の前記導水路の水位を検出する水路水位計と、それぞれの取水ゲートの開度を検出する取水ゲート開度計と、これらダム水位計、水路水位計、及び取水ゲート開度計からの検出信号を少なくとも受信すると共にそれぞれの前記取水ゲートの開度を統括制御する取水ゲート自動制御盤とを備え、 前記ダム水位計が設けられたダムの取水口に対しては、前記ダム水位計により検出されたダム水位とこの取水口に設けられた取水ゲートの開度を検出する取水ゲート開度計により検出された当該取水ゲートの開度とに基づき算出される取水量が第1の目標取水量となるように取水ゲートの開度を制御し、 それ以外の取水口に対しては、前記水路水位計により検出された前記導水路の水位から得られる水路流量と前記ダム水位計が設けられたダムの取水口の前記算出された取水量との差が第2の目標取水量となるように取水ゲートの開度を制御することを特徴とする取水ゲート制御システム。
IPC (1件):
E02B 7/20
FI (1件):
E02B7/20 105
Fターム (1件):
2D019AA43
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 水門装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-228507   出願人:日工マシナリー株式会社
  • 取水ゲート自動制御システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-131696   出願人:中国電力株式会社

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