特許
J-GLOBAL ID:201003006289013282

管寄せとニッケル基合金からなる伝熱管の溶接構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松永 孝義 ,  飯塚 向日子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-164268
公開番号(公開出願番号):特開2010-007873
出願日: 2008年06月24日
公開日(公表日): 2010年01月14日
要約:
【課題】経年変化した析出強化型Ni基合金からなる伝熱管の現地での大量の取替溶接工事が容易な管寄せとNi基合金からなる伝熱管の溶接構造を提供すること。【解決手段】経年使用後の伝熱管取替工事において、TiとAlを含有するγ’相析出強化型Ni基合金からなるボイラ伝熱管4とTiとAlを含有するγ’相析出強化型Ni基合金からなる管寄せ1とを溶接接合するに際して管寄せ1に固溶強化型ニッケル(Ni)基合金、弱析出強化型(γ’相の平衡析出量10%以下)ニッケル(Ni)基合金又は高強度オーステナイト鋼からなるスタブ管2の一端を接合し、当該スタブ管2の他端に、伝熱管4と同材質の肉厚調整用ピース5を介して新伝熱管6を接合する管寄せ1とNi基合金からなる伝熱管4の溶接構造であり、前記材質のスタブ管2は析出強化型Ni基合金伝熱管に比べ、経年使用によっても著しい硬化や延性低下が生じないので溶接割れのポテンシャルが小さく、溶接前にスタブ管先端を固溶化処理することなく、そのまま現地溶接することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
チタン(Ti)とアルミニウム(Al)を含有するγ’相の平衡析出量10重量%以上のγ’相析出強化型ニッケル(Ni)基合金からなるボイラ伝熱管に析出強化型Ni基合金、固溶強化型Ni基合金、弱析出強化型Ni基合金又は高強度オーステナイト鋼のいずれかからなる管寄せを溶接接合する伝熱管と管寄せの溶接構造において、 前記管寄せに固溶強化型ニッケル(Ni)基合金、γ’相の平衡析出量10重量%以下の弱析出強化型ニッケル(Ni)基合金又は高強度オーステナイト鋼からなるスタブ管の一端を接合し、当該スタブ管の他端に、伝熱管と同材質の肉厚調整用の中間ピースを介して前記伝熱管を接合することを特徴とする管寄せと伝熱管の溶接構造。
IPC (4件):
F22B 37/04 ,  B23K 9/00 ,  F22B 37/22 ,  B23K 9/028
FI (4件):
F22B37/04 ,  B23K9/00 501G ,  F22B37/22 B ,  B23K9/028 B
Fターム (8件):
4E081AA14 ,  4E081BA08 ,  4E081BA27 ,  4E081BA30 ,  4E081DA05 ,  4E081YG10 ,  4E081YX02 ,  4E081YX20
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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