特許
J-GLOBAL ID:201003007258972571

振れ補正機能付き光学ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-265680
公開番号(公開出願番号):特開2010-096861
出願日: 2008年10月14日
公開日(公表日): 2010年04月30日
要約:
【課題】フレキシブル基板で発生している形状復帰力を緩和して、可動モジュールの振れ補正を正確に行うことができる振れ補正機能付き光学ユニットを提供すること。【解決手段】可動モジュール1からY軸方向に引き出されて固定体2に固定されるフレキシブル基板300は引き出し部位320aと固定部位350aとの間に第1折り曲げ部分301を備える。固定体210をY軸が上下方向に向けて配置してZ軸を光軸Lと平行に水平に向けた状態では、第1折り曲げ部分301は開放側を下に向けており、第1折り曲げ部分301には引き出し部位320aを上に押す形状復帰力が働いている。しかし、この状態では、可動モジュール1に働く重力がフレキシブル基板300に作用して、引き出し部位320aを下に押す。この結果、第1折り曲げ部分301を形成することにより形状復帰力を緩和できるので、可動モジュールの振れ補正を正確に行うことができる。【選択図】図15
請求項(抜粋):
少なくともレンズが搭載された可動モジュールと、前記可動モジュールを支持する固定体と、前記可動モジュールの振れを検出する振れ検出センサと、前記振れ検出センサの検出結果に基づいて前記可動モジュールを前記固定体上で揺動させて当該可動モジュールの振れを補正する振れ補正機構とを有し、前記可動モジュールが後側を中心に揺動させられる補正機能付き光学ユニットにおいて、 前記可動モジュールの後側から引き出されて前記固定体に固定されているフレキシブル基板を有し、 前記固定体において互いに直交する3方向を各々X軸、Y軸、Z軸とし、光軸に沿う方向をZ軸としたとき、 前記フレキシブル基板は、前記可動モジュールからの引き出し部位と前記固定部への固定部位との間に、Z軸方向に折り重ねられた断面C字形状の折り曲げ部分を備え、 前記固定体をY軸が上下方向に向くように配置したとき、前記折り曲げ部分の形状復帰力により当該折り曲げ部分が開こうとした際に前記可動モジュールからの引き出し部位に加わる力が前記可動モジュールに作用する重力に抗する方向、または当該重力に対して直交する方向に作用するように前記折り曲げ部分の開放端の向きが設定されていることを特徴とする振れ補正機能付き光学ユニット。
IPC (1件):
G03B 5/00
FI (1件):
G03B5/00 J
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 撮像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-317972   出願人:シャープ株式会社
審査官引用 (4件)
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