特許
J-GLOBAL ID:201003007633731099

一軸偏心ねじポンプに使用するゴム製部材の劣化診断方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山崎 宏 ,  田中 光雄 ,  前田 厚司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-136193
公開番号(公開出願番号):特開2010-281280
出願日: 2009年06月05日
公開日(公表日): 2010年12月16日
要約:
【課題】搬送する流動体の温度の影響を考慮しつつ、直接測定できないゴム製ステータの劣化状態を的確に把握し、最も適切な時期に一軸偏心ねじポンプの雌ねじ型ステータを交換する。【解決手段】ステータ1の硬度を測定する硬度測定工程と、硬度測定工程で測定された硬度が、第1設定値以下の場合、安全領域であると判断し、第1設定値から、第1設定値よりも大きい第2設定値までの範囲に属する場合、要注意領域と判断し、第2設定値よりも大きい範囲に属する場合、交換領域と判断する領域判別工程とを有する。硬度測定工程では、ステータ1の内孔7を流動する流動体の温度に基づいて、予め設定した所定温度よりも高い場合、ステータ1の両端部のうち、流動方向下流側の端部の硬度を測定し、予め設定した所定温度よりも低い場合、ステータ1の中央部の硬度を測定する。領域判定工程では、硬度測定工程で測定された硬度に基づいて、領域判定を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内孔を有し、第1の軸心を有する雌ねじ型ステータと、該雌ねじ型ステータ内に配置され、前記第1の軸心から偏心した第2の軸心が前記第1の軸心の回りに公転して前記雌ねじ型ステータと摺接する雄ねじ型ロータとを備えた一軸偏心ねじポンプに使用する雌ねじ型ステータの劣化診断方法であって、 前記雌ねじ型ステータの硬度を測定する硬度測定工程と、 前記硬度測定工程で測定された硬度が、第1設定値以下の範囲に属する場合、安全領域であると判断し、第1設定値から、第1設定値よりも大きい第2設定値までの範囲に属する場合、要注意領域であると判断し、第2設定値よりも大きい範囲に属する場合、交換領域であると判断する領域判別工程と、 を有し、 前記硬度測定工程では、前記雌ねじ型ステータの内孔を流動する流動体の温度に基づいて、予め設定した所定温度よりも高い場合、前記雌ねじ型ステータの両端部のうち、流動方向下流側の端部の硬度を測定し、予め設定した所定温度よりも低い場合、前記雌ねじ型ステータの中央部の硬度を測定し、 前記劣化判定工程では、前記硬度測定工程で推測された硬度に基づいて、前記いずれの領域に属するのかを判断することを特徴とする一軸偏心ねじポンプに使用する雌ねじ型ステータの劣化診断方法。
IPC (2件):
F04C 14/28 ,  F04C 2/107
FI (2件):
F04C14/28 A ,  F04C2/107
Fターム (14件):
3H041AA04 ,  3H041BB06 ,  3H041CC16 ,  3H041CC19 ,  3H041DD03 ,  3H041DD31 ,  3H041DD33 ,  3H044AA04 ,  3H044BB04 ,  3H044CC15 ,  3H044CC18 ,  3H044DD03 ,  3H044DD21 ,  3H044DD23
引用特許:
出願人引用 (3件)

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