特許
J-GLOBAL ID:201003009005470947
穀粉の判別方法及び装置
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (2件):
渡辺 望稔
, 三和 晴子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-028847
公開番号(公開出願番号):特開2010-185719
出願日: 2009年02月10日
公開日(公表日): 2010年08月26日
要約:
【課題】コスト、手間及び時間をかけずに、前処理を必要とすることなく、穀粉の品種等の種別を容易かつ確実に判別することができる穀粉の判別方法及び装置を提供する。【解決手段】測定対象となる穀粉MFの粒度を取得する工程と、各所定波長範囲で、励起波長及び蛍光波長を段階的に変化させながら、励起光が照射された穀粉から発生する蛍光の蛍光強度を測定して、穀粉の励起・蛍光マトリックス(EEM)情報を取得する工程と、このEEM情報を統計解析処理して、穀粉の蛍光特性をパラメータ化して抽出する工程と、予め、既知の穀粉の粒度及び種別のパラメータ化された蛍光特性を取得し、データベースに格納しておく工程と、得られた粒度を用いて、抽出された穀粉の蛍光特性と、既知の穀粉の種別及びその粒度に応じて、予め得られている既知の穀粉のパラメータ化された蛍光特性とを照合して、測定対象となる穀粉の種別を判別する工程とを含む。【選択図】図3
請求項(抜粋):
穀物を粉砕して得られた穀粉の持つ所定の特性に応じて、測定対象となる穀粉の種別を判別する穀粉の判別方法であって、
前記穀粉の粒度を取得する粒度取得工程と、
所定の励起波長範囲及び所定の蛍光波長範囲で、前記穀粉に照射する励起波長及び測定する蛍光波長を段階的に変化させながら、励起光が照射された前記穀粉から発生する蛍光の蛍光強度を測定して、前記穀粉の励起・蛍光マトリックス情報を取得する励起・蛍光マトリックス情報取得工程と、
この情報取得工程において取得された前記穀粉の励起・蛍光マトリックス情報を統計解析処理して、前記穀粉の蛍光特性をパラメータ化して抽出する蛍光特性抽出工程と、
既知の種別の穀粉について、予め、前記粒度取得工程、励起・蛍光マトリックス情報取得工程及び蛍光特性抽出工程とを行って、前記粒度及び前記パラメータ化された蛍光特性とを取得し、前記穀粉の前記既知の種別及び得られた前記粒度と、前記パラメータ化された蛍光特性とを関連付けて予めデータベースに格納しておく参照蛍光特性取得・格納工程と、
前記粒度取得工程で取得された前記測定対象となる穀粉の前記粒度及び前記蛍光特性抽出工程で抽出された前記測定対象となる穀粉の前記パラメータ化された蛍光特性を用いて、前記データベース内を検索し、前記測定対象となる穀粉の前記粒度に応じて、前記測定対象となる穀粉の前記パラメータ化された蛍光特性と、予め前記データベースに格納されている前記穀粉の前記既知の種別についての前記穀粉のパラメータ化された蛍光特性とを照合して、前記測定対象となる前記穀粉の種別を判別する蛍光特性照合工程とを含むことを特徴とする穀粉の判別方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (17件):
2G043AA04
, 2G043CA06
, 2G043EA01
, 2G043FA07
, 2G043HA01
, 2G043JA03
, 2G043JA04
, 2G043JA08
, 2G043KA01
, 2G043KA02
, 2G043KA03
, 2G043KA05
, 2G043LA02
, 2G043LA03
, 2G043NA01
, 2G043NA02
, 2G043NA06
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (5件)
全件表示
前のページに戻る