特許
J-GLOBAL ID:201003009955311616

非水系電解質二次電池用正極活物質およびその製造方法、ならびにこれを用いた非水系電解質二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鴨田 哲彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-207373
公開番号(公開出願番号):特開2010-192424
出願日: 2009年09月08日
公開日(公表日): 2010年09月02日
要約:
【課題】高容量で、熱安定性に優れ、かつ、タップ密度が2.0g/cm3以上で、非水系電解質二次電池の正極抵抗を10Ω以下としうるか、タップ密度が2.5g/cm3以上である非水系電解質二次電池用正極活物質を工業的な製造方法で提供する。【解決手段】タップ密度が2.0g/cm3以上であるニッケルコバルトマンガン複合水酸化物を得た後、100°C以上800°C未満の温度で熱処理し、ニッケルとコバルトとマンガンとの原子数の和に対するリチウムの原子数の比(Li/M)が0.95〜1.15となるようにリチウム化合物を加えて混合し、酸化性雰囲気中、800°C〜1000°Cの温度で焼成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一般式:Li1+uNixCoyMnzO2(-0.05≦u≦0.15、x+y+z=1、0.3≦x≦0.8、0.1≦y≦0.4、0.1≦z≦0.4)で表され、かつ、層状構造を有する六方晶系リチウム含有複合酸化物により構成されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法において、 大気雰囲気中で、かつ、非還元性錯化剤の存在下で、ニッケル塩とコバルト塩とマンガン塩との混合水溶液の温度を40°C〜50°Cに保持し、該混合水溶液のpHが11〜12の範囲に保持されるようにアルカリ溶液を添加して、共沈殿させ、得られた沈殿物を濾過し、水洗して、タップ密度が2.0g/cm3以上であるニッケルコバルトマンガン複合水酸化物粒子を得る工程と、 該ニッケルコバルトマンガン複合水酸化物を100°C以上800°C未満の温度で熱処理する工程と、 前記熱処理後のニッケルコバルトマンガン複合水酸化物または前記熱処理により得られたニッケルコバルトマンガン複合酸化物に、リチウム化合物を、ニッケルとコバルトとマンガンとの原子数の和に対するリチウムの原子数の比が0.95以上1.15以下となるように混合し、酸化性雰囲気中、800°C以上1000°C以下の温度で焼成して、リチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物を得る工程とを有する、非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法。
IPC (4件):
H01M 4/525 ,  H01M 4/505 ,  H01M 4/131 ,  C01G 53/00
FI (4件):
H01M4/52 102 ,  H01M4/50 102 ,  H01M4/02 102 ,  C01G53/00 A
Fターム (35件):
4G048AA04 ,  4G048AB02 ,  4G048AC06 ,  4G048AD04 ,  4G048AD06 ,  4G048AE05 ,  4G048AE06 ,  5H050AA02 ,  5H050AA08 ,  5H050AA12 ,  5H050AA19 ,  5H050BA16 ,  5H050BA17 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB08 ,  5H050CB12 ,  5H050EA10 ,  5H050EA24 ,  5H050FA17 ,  5H050FA19 ,  5H050GA02 ,  5H050GA10 ,  5H050GA12 ,  5H050GA14 ,  5H050GA27 ,  5H050HA01 ,  5H050HA02 ,  5H050HA05 ,  5H050HA07 ,  5H050HA08 ,  5H050HA10 ,  5H050HA14 ,  5H050HA17 ,  5H050HA19
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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