特許
J-GLOBAL ID:201003010895238815

複合電子部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鷲頭 光宏 ,  緒方 和文 ,  黒瀬 泰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-011176
公開番号(公開出願番号):特開2010-109313
出願日: 2009年01月21日
公開日(公表日): 2010年05月13日
要約:
【課題】静電容量が小さく且つ放電特性に優れた静電気対策素子とコモンモードフィルタとを組み合わせて構成された小型で高性能な複合電子部品を提供する。【解決手段】複合電子部品100は、第1及び第2の磁性基体11a、11bに挟まれたコモンモードフィルタ層12a及び静電気対策素子層12bによって構成されている。コモンモードフィルタ層12aは互いに磁気結合されたスパイラル導体17,18を備えている。静電気対策素子層12bは、下地絶縁層27の表面に形成されたギャップ電極28,29と、ギャップ電極を覆う静電気吸収層30とを備えている。ギャップ電極28,29のギャップはインダクタンス素子の導体パターンと重ならない位置に配置されている。静電気吸収層30は低電圧放電タイプの静電気保護材料として機能し、静電気などの過電圧が印加された際に、この静電気吸収層30を介して電極間で初期放電が確保される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
2つの磁性基体の間にインダクタ素子と静電気対策素子とを有する複合電子部品であって、 前記インダクタ素子は、樹脂からなる絶縁層と、前記絶縁層上に形成された導体パターンとを備え、 前記静電気対策素子は、下地絶縁層と、前記下地絶縁層上においてギャップを介して相互に対向配置された電極と、少なくとも前記電極間に配置された静電気吸収層とを備え、 前記静電気吸収層は、絶縁性無機材料のマトリックス中に導電性無機材料が不連続に分散したコンポジットであり、 前記ギャップは、積層方向と垂直な平面方向に対して前記インダクタンス素子の前記導体パターンと重ならないように配置されていることを特徴とする複合電子部品。
IPC (6件):
H01C 7/12 ,  H01F 27/29 ,  H01F 17/00 ,  H01F 27/00 ,  H01F 41/04 ,  H01C 13/00
FI (6件):
H01C7/12 ,  H01F15/10 C ,  H01F17/00 B ,  H01F15/00 D ,  H01F41/04 C ,  H01C13/00 A
Fターム (20件):
5E034CA08 ,  5E034CB06 ,  5E034CC02 ,  5E034CC10 ,  5E034DA07 ,  5E034DB01 ,  5E034DC01 ,  5E034DD05 ,  5E034DE17 ,  5E034EA09 ,  5E034EB07 ,  5E034EC05 ,  5E062DD04 ,  5E070AA01 ,  5E070AB03 ,  5E070BA12 ,  5E070CB03 ,  5E070CB12 ,  5E070EA01 ,  5E070EB03
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (8件)
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