特許
J-GLOBAL ID:201003017111525826

電磁継電器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あいち国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-236806
公開番号(公開出願番号):特開2010-073352
出願日: 2008年09月16日
公開日(公表日): 2010年04月02日
要約:
【課題】電流が逆向きに流れた場合でもアークを効率よく消弧でき、電流の遮断特性に優れた電磁継電器を提供する。【解決手段】複数個のスイッチ11,12を備える。スイッチ11,12は、第1固定部材21、第2固定部材22、可動部材3を各々備える。第1固定部材21と可動部材3との接触部には第1接点対41が形成され、第2固定部材22と可動部材3との接触部には第2接点対42が形成されている。互いに隣接する第1接点対41同士の間に、アークを消弧する第1磁石51が設けられ、互いに隣接する第2接点対42同士の間に、アークを消弧する第2磁石52が設けられている。隣接する第1接点対41に作用する磁界の向きと、隣接する第2接点対42に作用する磁界の向きとが互いに逆向きになるように、第1磁石51と第2磁石52との取付方向が定められている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数個のスイッチを備え、該複数個のスイッチに各々電流が流れる導通状態と、該複数個のスイッチに各々電流が流れない非導通状態とを切り替える電磁継電器であって、 上記複数個のスイッチは、ハウジング内に固定され、導電性材料からなる第1固定部材および第2固定部材と、導電性材料から構成され、電磁コイルへの通電の有無によって該電磁コイルの軸線方向へ進退するとともに、その進退動作に伴って上記第1固定部材と上記第2固定部材とに両端が接離する可動部材とを各々備え、 上記第1固定部材と上記可動部材との接触部には第1接点対が形成され、上記第2固定部材と上記可動部材との接触部には第2接点対が形成され、上記第1固定部材と、上記第1接点対と、上記可動部材と、上記第2接点対と、上記第2固定部材とにより電流が流れる経路が構成され、 上記複数個のスイッチは、上記第1接点対同士および上記第2接点対同士が所定の間隔をおいて隣接するように配置され、互いに隣接する上記第1接点対同士の間に、上記スイッチを上記導通状態から上記非導通状態へ切り替えた際に上記第1接点対に生じるアークを消弧する第1磁石が設けられ、互いに隣接する上記第2接点対同士の間に、上記スイッチを上記導通状態から上記非導通状態へ切り替えた際に上記第2接点対に生じるアークを消弧する第2磁石が設けられ、 隣接する複数個の上記第1接点対に作用する磁界の向きと、隣接する複数個の上記第2接点対に作用する磁界の向きとが互いに逆向きになるように、上記第1磁石と上記第2磁石との取付方向が定められていることを特徴とする電磁継電器。
IPC (4件):
H01H 50/38 ,  H01H 50/00 ,  H01H 50/54 ,  H01H 9/44
FI (4件):
H01H50/38 H ,  H01H50/00 D ,  H01H50/54 B ,  H01H9/44 A
Fターム (2件):
5G027BA07 ,  5G027BB03
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 電磁継電器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-357743   出願人:株式会社デンソー
  • 永久磁石付継電器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-190223   出願人:第一電機株式会社
審査官引用 (3件)
  • 電磁継電器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-357743   出願人:株式会社デンソー
  • 特開昭59-014219
  • リレー制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-067878   出願人:トヨタ自動車株式会社

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