特許
J-GLOBAL ID:201003017361230635

多目的最適化設計の設計改善支援装置、方法、及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大菅 義之 ,  ▲徳▼永 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-168320
公開番号(公開出願番号):特開2010-009342
出願日: 2008年06月27日
公開日(公表日): 2010年01月14日
要約:
【課題】目的関数に基づいてパレート最適解を表示し、得られた解に満足できない場合に、よりよい解を実現するためパラメータの制約をどう変更すればよいかを提示可能とする。【解決手段】数式近似された複数の目的関数のうちの任意の2つ又は3つの目的関数について、それらの間の論理関係を示す論理式を計算し(101〜104)、それに基づいて任意の目的空間上の可能領域を表示する(105)。パレート最適解に満足できない時、設計パラメータ組の当初の制約条件外のサンプル点群について目的空間への写像を行い、目的関数表示部105に表示させて改善解を提示する(107)。表示された改善解の中からパレート最適解よりも最適なものが指示された時、その最適改善解に対応する設計パラメータ空間上のサンプル点を算出し(108)、それを制約範囲と重ねて改善知見情報として表示する(109)。【選択図】図1
請求項(抜粋):
設計パラメータの組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する設計支援装置において、 前記設計パラメータのサンプルの複数の組に対応して計算された複数の目的関数の組に基づいて、任意の目的関数の値がとり得る領域を該目的関数に対応する目的空間上の可能領域として表示する目的空間表示手段と、 ユーザの指示に基づいて、任意の設計パラメータによって定まる設計パラメータ空間上で、前記可能領域に対応する前記設計パラメータの初期制約条件以外の改善制約条件で前記設計パラメータの組を設計パラメータ改善候補として設定する設計パラメータ改善候補設定手段と、 該設計パラメータ改善候補に対応する目的関数を改善解候補として計算する改善解候補計算手段と、 前記目的空間上で、前記改善解候補を、前記可能領域と共に表示する改善解候補表示手段と、 前記改善解候補表示手段が表示する前記改善解候補の中から最適改善解候補をユーザに選択させ、該最適改善解候補に対応する前記設計パラメータ空間上の設計パラメータの組を最適設計パラメータ改善候補として取得する最適設計パラメータ改善候補取得手段と、 該最適設計パラメータ改善候補に基づいて設計パラメータの改善知見情報を提示する設計パラメータ改善知見情報提示手段と、 を含むことを特徴とする多目的最適化設計の設計改善支援装置。
IPC (1件):
G06F 17/50
FI (3件):
G06F17/50 604A ,  G06F17/50 680Z ,  G06F17/50 612C
Fターム (1件):
5B046AA07
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る