特許
J-GLOBAL ID：201003019029692377
配送業務支援システム、配送予測時間算出方法及びプログラム
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (3件)：
水野 勝文
, 岸田 正行
, 小川 英宣
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2008-204937
公開番号（公開出願番号）：特開2010-039961
出願日： 2008年08月08日
公開日（公表日）： 2010年02月18日
要約：
【課題】スポット配送のサービス業務において、依頼者への集荷までの時間及び受領者が物品を受け取るまでの時間をより正確に算出し、高精度に予測するためのシステム等を提供する。【解決手段】配送管理サーバ2は、依頼者端末3から物品の引取地と配達地のデータを受信すると、現時点での各配送員の位置情報及び現在状況情報と、データベースの登録情報に基づいて、各配送員が集荷,配送した場合の集荷/配送完了予測時間の算出及び補正、該補正結果に基づく担当配送員の決定を行い、該担当配送員の集荷及び/又は配送完了予測時間の値を依頼者端末3に送信する。該算出及び補正は、配送員が通行する道路の組合わせによるルート全体の通行時間を算出し、算出された通行時間を、当日の天候に応じた補正値と、集荷又は配送の準備に関する補正値と、集荷又は配送先の建物の入館難易度に応じた補正値と、配送員の配送スキルに応じた補正値と、を用いて補正する。【選択図】 図1
請求項（抜粋）：
データベースを用いて配送業務を管理する配送管理サーバと、
物品の配送を依頼する依頼者が用いる依頼者端末と、
配送車両を用いて配送業務を行う各配送員毎に使用される端末であって、GPSを利用して自機の位置情報を取得する位置情報取得手段と、少なくとも当該配送員の配送業務の空きの有無に関する現在状況情報を入力する現在状況情報入力手段と、前記位置情報及び前記現在状況情報を通信網を介して前記配送管理サーバに定期的に送信する送信手段と、を具備する配送員端末と、を含み、
前記配送管理サーバは、
少なくとも、当日の天候に応じた補正値(天候掛率T)と、集荷又は配送の準備に関する補正値(加算値R)と、集荷又は配送先の建物の入館難易度に応じた補正値(加算値E)と、配送員の配送スキルに応じた補正値(スキル掛率S)と、を格納するためのデータベースと、
通信網を介して外部の端末とデータの送受信を行うための送受信手段と、
前記配送員端末から受信された前記位置情報及び前記現在状況情報を記録及び更新する配送員情報記録手段と、
依頼者端末から受信された物品の引取地(集荷先)及び配達地(配送先)のデータと、現時点での各配送員の位置情報及び現在状況情報と、前記データベースの登録情報と、に基づいて、当該引取地に集荷及び当該配達地に配達した場合の配送完了までの予測時間Y’を各配送員毎に算出する予測時間算出手段と、
前記予測時間算出手段の算出結果に基づいて担当配送員を決定する担当配送員決定手段と、
前記担当配送員決定手段で決定された担当配送員の予測時間Y’の情報を、前記送受信手段を介して前記依頼者端末に通知する予測時間通知手段と、を有し、
前記予測時間算出手段は、
配送員が該配送員の現在位置から当該物品の引取地(集荷先)まで、及び該引取地(集荷先)から配達地(配送先)まで通行する道路の組み合わせにおける最短ルートを算出する最短ルート算出手段と、
前記最短ルート算出手段で算出された最短ルートを構成する各ルート毎の通行時間を算出し、該算出された各ルート毎の算出値を合計してルート全体の通行時間Yを補正前予測時間として算出する通行時間算出手段と、
前記通行時間算出手段で算出されたルート全体の通行時間Yを、前記データベースに格納された、当日の天候に応じた補正値(天候掛率T)と、集荷又は配送の準備に関する補正値(加算値R)と、集荷又は配送先の建物の入館難易度に応じた補正値(加算値E)と、配送員の配送スキルに応じた補正値(スキル掛率S)と、を用いて下記数式1により補正し、該補正後の値Y’を、最終的な予測時間として出力する補正手段と、
を備えたこと
を特徴とする配送業務支援システム。
<数式1>
Y’=Y×T+(Y+R+E)×S
(但し、Y’は出力される最終的な予測時間、Yは通行時間算出手段で算出された配送員の通行時間(補正前予測時間)、Tは天候掛率、Rは集荷又は配送の準備に関する補正値、Eは集荷又は配送先の建物の入館難易度に応じた補正値、Sは配送員の配送スキルに応じた補正値)
IPC (3件)：
G06Q 50/00
, G06Q 10/00
, B65G 61/00
G06F17/60 114
, G06F19/00 100
, B65G61/00 530
出願人引用 (3件)
審査官引用 (8件)
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