特許
J-GLOBAL ID:201003021304197238

電気泳動ゲルから生体分子を単離し、かつ収集する方法、カセット、ゲル及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 清水 初志 ,  刑部 俊 ,  新見 浩一 ,  小林 智彦 ,  渡邉 伸一 ,  井上 隆一 ,  大関 雅人
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-526932
公開番号(公開出願番号):特表2010-502962
出願日: 2007年08月31日
公開日(公表日): 2010年01月28日
要約:
簡単に、より効率よく、かつ効果的に電気泳動ゲルから生体分子バンドを単離する電気泳動システム、アセンブリ、カセット及び方法を提供する。この方法は、少なくとも一つのローディングウェル及び少なくとも一つの収集ウェルを有する電気泳動カセットが用いられる。関心対象の生体分子を含むサンプルは、少なくとも一つのローディングウェルに配置され、バッファ又は水は、少なくとも一つの収集ウェルに配置される。その後、サンプルをゲル内の異なる成分バンドで移動及び分離させるため電界が印加される。関心対象の成分が、少なくとも一つの収集ウェルに配置された場合、電界は終了され、収集ウェル内のバッファ又は水は除去され、これによって、関心対象のサンプル成分の単離及び収集が行われる。
請求項(抜粋):
a)i)少なくとも一枚の壁が少なくとも一列のローディング開口及び少なくとも一列の収集開口を含む、壁を備える分離チャンバと、 ii)前記分離チャンバに含まれる電気泳動ゲルと、 iii)それぞれのローディングウェルがローディング開口を通してアクセス可能であり、それぞれの収集ウェルが収集開口を通してアクセス可能であり、それぞれのローディングウェルが、電気泳動レーンにおける少なくとも一つの収集ウェルと並んでおり、前記収集ウェルが液体で満たされている、前記電気泳動ゲル内の少なくとも一列のローディングウェル及び少なくとも一列の収集ウェルと、 iv)前記ウェル及び前記開口の列がアノード及びカソードの間に配置されている、少なくとも一つの前記アノード及び少なくとも一つの前記カソードを含む少なくとも二つの電極と、 を含む閉じられた電気泳動カセットを取得する工程と、 b)前記電気泳動カセットの少なくとも一つのローディング開口を通して、少なくとも一つのローディングウェルに、生体分子を含むサンプルをロードする工程と、 c)前記生体分子を収集ウェルへ電気泳動で移動させるために、二つの前記電極の間に電界を印加する工程と、 d)前記収集開口を通して前記収集ウェルから前記生体分子を除去し、それによって前記生体分子を単離する工程と、 を含む、電気泳動ゲルから生体分子を単離する方法。
IPC (4件):
G01N 27/447 ,  G01N 27/62 ,  C07K 1/26 ,  C12N 15/09
FI (7件):
G01N27/26 315C ,  G01N27/26 315G ,  G01N27/26 325 ,  G01N27/62 V ,  G01N27/26 315D ,  C07K1/26 ,  C12N15/00 A
Fターム (9件):
2G041EA03 ,  4B024AA01 ,  4B024AA11 ,  4B024CA01 ,  4B024CA11 ,  4B024HA19 ,  4B024HA20 ,  4H045AA20 ,  4H045GA31
引用特許:
審査官引用 (7件)
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