特許
J-GLOBAL ID:201003022596915574

リニアモータ電機子およびリニアモータ並びにそれを用いたテーブル送り装置。

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-286444
公開番号(公開出願番号):特開2010-115042
出願日: 2008年11月07日
公開日(公表日): 2010年05月20日
要約:
【課題】電機子全体をモールド樹脂により固着する際、モールド樹脂と電機子コアの温度の収縮率の違いにより電機子コアの長手方向に沿って生じる反りを抑制でき、電機子取付板レスで、電機子と界磁との最適な磁気的空隙を確保し、推力リプルの発生を抑制できるリニアモータ電機子、リニアモータ、テーブル送り装置を提供する。【解決手段】リニアモータ1の電機子2全体をモールド樹脂6で固着する際、モールド樹脂6と電機子コア3の温度の収縮率の違いにより電機子コア3の長手方向に沿って生じる反りを抑制するよう、巻線収納溝3cの底部の少なくとも一箇所に、電機子コア3の長手方向と直交する方向に向かって予め該電機子コアを分割する切れ目4を形成し、電機子コア3を切れ目4を中心に、当該モールド固着時の電機子コア3の反りの方向と反対方向に所定の角度に折り曲げ、切れ目4を溶接により接合・固着した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
櫛歯状に打ち抜いた電磁鋼板の一側面に長手方向に向かって等ピッチで配置するように形成してなる複数のティース部を有し、且つ、この電磁鋼板を積層してなる電機子コアと、前記ティース間に形成された巻線収納溝に整列巻きして収納した電機子巻線と、より構成してなる電機子と、を備えたリニアモータの電機子において、 前記電機子全体をモールド樹脂によって固着するときに、前記モールド樹脂と前記電機子コアの温度の収縮率の違いにより当該電機子コアの長手方向に沿って生じる反りを抑制するように、前記巻線収納溝の底部の少なくとも一箇所に、前記電機子コアの長手方向と直交する方向に向かって予め該電機子コアを分割するための切れ目を形成してあり、 前記電機子コアは前記切れ目を中心に、当該モールド固着時の電機子コアの長手方向に沿って生じる反りの方向と反対方向に向かって所定の角度に折り曲げると共に、前記切れ目を溶接により接合して固着したものであることを特徴とするリニアモータ電機子。
IPC (3件):
H02K 41/02 ,  H02K 41/03 ,  H02K 1/04
FI (3件):
H02K41/02 Z ,  H02K41/03 A ,  H02K1/04 B
Fターム (26件):
5H601AA05 ,  5H601AA08 ,  5H601AA09 ,  5H601AA22 ,  5H601AA24 ,  5H601BB02 ,  5H601CC01 ,  5H601CC24 ,  5H601EE03 ,  5H601EE18 ,  5H601GB34 ,  5H601GC02 ,  5H601GC22 ,  5H601HH12 ,  5H601KK25 ,  5H641BB06 ,  5H641BB18 ,  5H641BB19 ,  5H641GG02 ,  5H641GG03 ,  5H641GG07 ,  5H641GG17 ,  5H641GG19 ,  5H641HH02 ,  5H641HH03 ,  5H641JB09
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • リニアモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-224142   出願人:ファナック株式会社
  • 実開平5-11786号公報(明細書3頁、第6図〜第8図)
  • 固定子コア
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-363890   出願人:日本電産シバウラ株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 固定子コア
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-363890   出願人:日本電産シバウラ株式会社
  • リニアモ-タ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-015432   出願人:株式会社安川電機
  • リニアモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-369112   出願人:三菱電機株式会社
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