特許
J-GLOBAL ID:201003023312597205
プラスチック光ファイバケーブル
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-163117
公開番号(公開出願番号):特開2010-002826
出願日: 2008年06月23日
公開日(公表日): 2010年01月07日
要約:
【課題】 高温環境下での伝送損失の増加量が小さく、長期耐熱性に優れ、且つ柔軟性の高い取り扱いの容易なプラスチック光ファイバケーブルを提供する。【解決手段】 コアとクラッド層を有するプラスチック光ファイバ素線と、その外周に被覆層を有するプラスチック光ファイバケーブルであって、前記被覆層は、内側から順に、光遮断被覆層、機能被覆層(C)、機能被覆層(D)からなり、前記機能被覆層(C)が、ポリブチレンテレフタレート系樹脂を主成分とする樹脂組成物もしくはエチレン-ビニルアルコール共重合体を主成分とする樹脂組成物である樹脂組成物(I)から形成され、前記機能被覆層(D)が、特定のナイロン系樹脂組成物である樹脂組成物(II)から形成されている、プラスチック光ファイバケーブル。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コアと該コアの外周に形成された1層又は2層以上からなるクラッド層を有するプラスチック光ファイバ素線と、その外周に被覆層を有するプラスチック光ファイバケーブルであって、
前記コアは、ポリメタクリル酸メチル又はメタクリル酸メチルを主成分とする共重合体からなり、
前記クラッド層は、テトラフルオロエチレン単位を含み且つ示差走査熱量測定(DSC)における結晶融解熱が40mJ/mg以下である含フッ素オレフィン系樹脂からなる層を少なくとも最外層に有し、
前記被覆層は、内側から順に、光遮断被覆層、機能被覆層(C)、機能被覆層(D)からなり、
前記光遮断被覆層は、ナイロン11及びナイロン12の少なくとも一種のナイロン系樹脂を主成分として含有する樹脂組成物から形成され、前記ナイロン系樹脂は、ナイロン系樹脂由来のモノマー化合物及びオリゴマー化合物の合計含有量がナイロン系樹脂中1.5質量%以下であり、
前記機能被覆層(C)は、
ポリブチレンテレフタレート系樹脂を主成分とする樹脂組成物もしくはエチレン-ビニルアルコール共重合体を主成分とする樹脂組成物である樹脂組成物(I)から形成され、
前記機能被覆層(D)は、
示差走査熱量測定(DSC)による結晶融点が240°C以上280°C以下の範囲にあり、且つISO14663-2:1999(Annex C)に定められた方法で測定した温度T(K)における酸素透過率P(cm3・cm/(cm2・sec・Pa))が、下記一般式(1)
P<8×10-2×exp(-5600/T) (1)
を満たす、無着色の又は無機顔料により着色されたナイロン系樹脂組成物である樹脂組成物(II)から形成され、
前記機能被覆層(C)の厚みc(μm)と前記機能被覆層(D)の厚みd(μm)が、下記一般式(2)を満たすことを特徴とするプラスチック光ファイバケーブル。
0.39 ≦ c/(c+d) ≦ 0.9 (2)
IPC (2件):
FI (4件):
G02B6/44 336
, G02B6/00 391
, G02B6/44 301A
, G02B6/44 381
Fターム (22件):
2H001DD21
, 2H001DD31
, 2H001KK03
, 2H001KK17
, 2H001KK22
, 2H001MM04
, 2H001PP01
, 2H150AA22
, 2H150AB33
, 2H150AB37
, 2H150AB43
, 2H150AD03
, 2H150AH02
, 2H150BA23
, 2H150BA34
, 2H150BB03
, 2H150BB18
, 2H150BB31
, 2H150BC03
, 2H150BD03
, 2H150BD18
, 2H150BD20
引用特許:
出願人引用 (9件)
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プラスチック光ファイバケーブル
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-126544
出願人:旭化成工業株式会社
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光ファイバ着色コード
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-042633
出願人:東レ株式会社
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国際公開01/48526号パンフレット
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審査官引用 (1件)
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