特許
J-GLOBAL ID:201003023638807145
燃料電池システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
後藤 政喜
, 藤井 正弘
, 三田 康成
, 飯田 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-302159
公開番号(公開出願番号):特開2010-103075
出願日: 2008年11月27日
公開日(公表日): 2010年05月06日
要約:
【課題】燃料電池の水素圧力及び酸素圧力を目標値に制御する場合に、これらの差圧の増大を防止する。【解決手段】燃料電池1と、第1、第2物質の供給により圧力が変化する第1、第2物質空間と、これらの空間の圧力を変化させる第1、第2物質圧力変化手段5、12と、両変化手段5、12の制御手段30と、を備え、第1物質空間より第2物質空間の方が短時間で圧力変化する燃料電池システムにおいて、制御手段30は、基準目標圧力生成手段S100と、第1物質予想圧力生成手段S102と、第1物質予想圧力と第2物質空間の圧力との乖離を小さくするための第2物質圧力変化手段5への指令値を生成する手段S103と、第2物質空間の実圧力又は第1物質予想圧力に基づく演算値を第2物質空間圧力挙動値とする手段S102と、第2物質圧力挙動値または基準目標圧力に基づき第1物質圧力変化手段12への指令値を生成する手段S102と、を備える。【選択図】図2
請求項(抜粋):
燃料ガスと酸化剤ガスの内一方を第1物質とし、他方を第2物質とし、前記第1物質が供給されることにより圧力が変化する第1物質空間と、前記第2物質が供給されることにより圧力が変化する第2物質空間と、を有する燃料電池と、
前記第1物質空間の圧力を変化させる第1物質圧力変化手段と、
前記第2物質空間の圧力を変化させる第2物質圧力変化手段と、
前記第1物質圧力変化手段及び前記第2物質圧力変化手段を制御する燃料電池システム制御手段と、
を備え、
前記第1物質空間の圧力が所定の第1の圧力から所定の第2の圧力まで変化するのに要する第1の時間より、前記第2物質空間の圧力が所定の第1の圧力から所定の第2の圧力まで変化するのに要する第2の時間の方が短い燃料電池システムにおいて、
前記燃料電池システム制御手段は、基準目標値生成手段、第1物質予想圧力生成手段、第2物質制御手段、第2物質圧力挙動生成手段及び第1物質制御手段を有し、
前記基準目標値生成手段は、前記燃料電池への負荷要求に基づいて、圧力の目標値の基準となる基準目標圧力を生成し、
前記第1物質予想圧力生成手段は、前記第1物質制御手段により前記第1物質空間の圧力が前記基準目標圧力に漸次近づくように制御される場合の、前記第1物質空間の圧力の時間的変化の予想値である第1物質予想圧力を生成し、
前記第2物質制御手段は、前記第1物質予想圧力と前記第2物質空間の圧力との乖離が漸次小さくなるように、前記第1物質予想圧力に基づいて前記第2物質圧力変化手段への指令値である第2物質制御指令を生成し、
前記第2物質圧力挙動生成手段は、前記第2物質空間の圧力を検知する手段の検知結果、又は、前記第2物質空間の圧力の目標値としての前記第1物質予想圧力に基づいて前記第2物質空間の圧力の挙動を近似又は一致させるよう行った演算の結果を第2物質圧力挙動値として生成し、
前記第1物質制御手段は、前記第2物質圧力挙動値または前記基準目標圧力のいずれか一方に基づいて前記第1物質圧力変化手段への指令値である第1物質制御指令を生成することを特徴とする燃料電池システム。
IPC (1件):
FI (2件):
Fターム (10件):
5H026AA06
, 5H026CX10
, 5H026HH09
, 5H027AA06
, 5H027BA13
, 5H027KK02
, 5H027KK05
, 5H027KK12
, 5H027MM04
, 5H027MM09
引用特許:
出願人引用 (1件)
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燃料電池システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-148228
出願人:本田技研工業株式会社
審査官引用 (2件)
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