特許
J-GLOBAL ID:201003026829307060

亜硝酸型硝化の制御による有機性原水の脱窒方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 綿貫 達雄 ,  山本 文夫 ,  関根 由布
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-179674
公開番号(公開出願番号):特開2010-017639
出願日: 2008年07月10日
公開日(公表日): 2010年01月28日
要約:
【課題】亜硝酸型硝化工程とアナモックス工程とからなる窒素含有液の処理方法において、処理水中のアンモニア性窒素残留問題を解消する亜硝酸型硝化の制御による有機性原水の脱窒方法を提供すること。【解決手段】有機性原水を亜硝化槽1に導入し、アンモニア性窒素の一部をアンモニア酸化細菌の作用により亜硝酸性窒素に酸化する亜硝酸型硝化工程と、前記亜硝化槽1からの流出水4を嫌気性アンモニア酸化反応槽3に導入し、前記亜硝酸性窒素を電子受容体とし、残存したアンモニア性窒素を電子供与体として独立栄養微生物の作用により窒素ガスを発生させる嫌気性アンモニア酸化反応工程とからなる有機性原水の脱窒方法において、前記亜硝化槽1からの流出水4中の全窒素濃度及びアンモニア性窒素濃度を測定し、これらの測定値に基づいて算出した亜硝酸性窒素と、前記アンモニア性窒素の濃度比が目標値となるように亜硝酸型硝化工程を制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
アンモニア性窒素を含有する有機性原水を亜硝化槽に導入し、アンモニア性窒素の一部をアンモニア酸化細菌の作用により亜硝酸性窒素に酸化する亜硝酸型硝化工程と、 前記亜硝化槽からの流出水を嫌気性アンモニア酸化反応槽に導入し、前記亜硝酸性窒素を電子受容体とし、残存したアンモニア性窒素を電子供与体として独立栄養微生物の作用により窒素ガスを発生させる嫌気性アンモニア酸化反応工程とからなる有機性原水の脱窒方法において、 前記亜硝化槽からの流出水中の全窒素濃度及びアンモニア性窒素濃度を測定し、これらの測定値に基づいて算出した亜硝酸性窒素と、前記アンモニア性窒素の濃度比が目標値となるように亜硝酸型硝化工程を制御することを特徴とする亜硝酸型硝化の制御による有機性原水の脱窒方法。
IPC (1件):
C02F 3/34
FI (2件):
C02F3/34 101C ,  C02F3/34 Z
Fターム (8件):
4D040BB02 ,  4D040BB42 ,  4D040BB52 ,  4D040BB82 ,  4D040BB91 ,  4D040DD03 ,  4D040DD14 ,  4D040DD31
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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