特許
J-GLOBAL ID:201003027050922717

屋外構造物の構成部材の寿命監視方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-308009
公開番号(公開出願番号):特開2010-133749
出願日: 2008年12月02日
公開日(公表日): 2010年06月17日
要約:
【課題】塩害の経時変化を常に監視しつつ、塩害防止を未然に防ぐことができる屋外構造物の構成部材の寿命監視方法を提供する。【解決手段】腐食センサの基板が、構造物の各構成部材と同一の素材からなると共に、腐食センサの基板の表面に絶縁部を介して設けられる複数の導電部を覆うと共に、前記構造物の表面に亙って、前記構成部材に塗布した塗膜と同一の塗膜を塗布してなる第1の腐食センサ11-1と、第1の腐食センサ11-1において、前記塗膜を塗布していない第2の腐食センサ11-2とを用い、第1の腐食センサ11-1により、腐食電流が検知されるまでの寿命時間(tmax)における腐食電気量(クーロン:Cmax)を計測し、第2の腐食センサ11-2により、腐食電流の積算電気量(クーロン)を計測し、第2の腐食センサによる総電気量(X)が、前記寿命時間(tmax)における腐食電気量(クーロン:Cmax)の値を超えた際に、警告を発する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
外気環境に晒される構造物の少なくとも一箇所以上に設けられ、塩害情報の腐食電流を検知する腐食センサを用いて、腐食電流による構造物の構成部材の寿命を監視する方法であって、 前記腐食センサの基板が、構造物の各構成部材と同一の素材からなると共に、 腐食センサの基板の表面に絶縁部を介して設けられる複数の導電部を覆うと共に、前記構造物の表面に亙って、前記構成部材に塗布した塗膜と同一の塗膜を塗布してなる第1の腐食センサと、 第1の腐食センサにおいて、前記塗膜を塗布していない第2の腐食センサとを用い、 第1の腐食センサにより、腐食電流が検知されるまでの寿命時間における腐食電気量を計測し、 第2の腐食センサにより、腐食電流の積算電気量を計測し、 第2の腐食センサによる総電気量が、前記寿命時間における腐食電気量の値を超えた際に、警告を発することを特徴とする腐食電流による屋外構造物の構成部材の寿命監視方法。
IPC (2件):
G01N 17/04 ,  G01N 27/26
FI (2件):
G01N17/04 ,  G01N27/26 351J
Fターム (3件):
2G050AA01 ,  2G050BA05 ,  2G050EB03
引用特許:
出願人引用 (6件)
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