特許
J-GLOBAL ID:201003027626772082

エレベーターのブレーキの制動力および保持力の点検方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 武和国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-218450
公開番号(公開出願番号):特開2010-052875
出願日: 2008年08月27日
公開日(公表日): 2010年03月11日
要約:
【課題】従来のエレベーターのブレーキ制動力の点検方法は、停止信号が出力されたエレベーター位置と停止位置検出信号が出力されたエレベーター位置間距離と最大許容制動距離との比較に基づくものであるが、前記エレベーター間距離を求めるのに、エレベーター駆動用モータの回転数から求めるとロープの延び等による正確性の欠如、また、当該距離測定装置による場合はコストの増大との問題があった。【解決手段】停止検出スイッチが動作する動作点におけるかご室と昇降路の特定箇所との距離Aと、かご室を一定速度で上昇又は下降により前記停止検出スイッチの動作に続くブレーキ動作にて前記停止したかご室と前記昇降路の特定箇所との距離Bとの差を求め、当該差が所定の制動距離C内にあるときに、前記ブレーキの制動力および保持力が適正であると判定する点検方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
昇降路内を昇降するかご室と、前記かご室の昇降動作を制動および保持するブレーキと、前記かご室に固定されたかご室カムと、昇降路内に配設され、前記かご室カムを検出すると停止検出信号を出力する停止検出スイッチと、前記かご室を前記かご室から離れた位置で操作可能なかご操作器とを備えたエレベーターにおいて、 前記停止検出スイッチが動作する動作点における前記かご室と昇降路の特定箇所との距離Aを測定し、次に、前記かご室を一定速度で上昇又は下降させ、当該上昇又は下降により前記停止検出スイッチの動作に続くブレーキ動作によりかご室を停止させ、当該停止した前記かご室と前記昇降路の特定箇所との距離Bを測定し、距離Bと距離Aの差を求め、当該差が所定の制動距離C内にあるか否か判定し、当該判定が制動距離C内との判定のときに、前記ブレーキの制動力および保持力が適正であると判定することを特徴としたエレベーターの制動および保持力の点検方法。
IPC (1件):
B66B 5/02
FI (1件):
B66B5/02 W
Fターム (2件):
3F304BA07 ,  3F304EA06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • ブレーキ試験装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-245344   出願人:三菱電機ビルテクノサービス株式会社
審査官引用 (3件)

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