特許
J-GLOBAL ID:201003028700289506

空調設備制御システム、空調設備制御方法、および、電算機室の電力管理システム、電力管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-246522
公開番号(公開出願番号):特開2010-078218
出願日: 2008年09月25日
公開日(公表日): 2010年04月08日
要約:
【課題】電算機室内に配置された各情報処理装置が要求する冷却風の温度条件を満たしながら、空調設備の消費電力を最小化する。また、各情報処理装置の負荷割合を算出し、装置側の監視、制御装置と協調して、電算機室全体の消費電力を削減する。【解決手段】空調機監視・制御装置は、情報処理装置と空調機の各々の温度感度係数を演算し、温度感度係数を用い、各情報処理装置の排気温度の変化の偏差の相乗和が最小になり、また、空調機の消費電力の総和が最初になるように、各空調機の吐出温度を求める。さらに、空調機の消費電力の総和が最初になるように、情報処理装置の発熱量を求める。空調機監視・制御装置は、各空調機に求めた吐出温度になるように指示を与える。また、情報処理装置監視・制御装置は、伝えられる情報処理装置の発熱量に基づき情報処理装置に作業(負荷)を割り当てる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
一つ以上の情報処理装置と一つ以上の空調機とが設置された電算機室における空調設備制御システムにおいて、 前記電算気室を循環させる空気の前記情報処理装置の入気部分と、前記空気の前記情報処理装置の排気部分と、前記空気の前記空調機の吸込部分と、前記空気の前記空調機の吐出部分とに、各々温度を測定する温度センサを有し、 前記情報処理装置を監視・制御する情報処理装置監視・制御装置と、 前記空調機を監視・制御し、また、前記温度センサの出力を取り込む空調機監視・制御装置とを備え、 前記情報処理装置監視・制御装置、または、前記空調機監視・制御装置は、前記情報処理装置の仕様、配置情報のデータを蓄積する情報処理装置データベースを有し、 前記空調機監視・制御装置は、 前記空調機および前記情報処理装置監視・制御装置とデータを入出力するデータ入出力部と、 前記各温度センサにより収集した温度を記憶する記憶部と、 前記空調機の空気の吐出温度を制御する各空調機設定温度指示部とからなり、 さらに、前記各空調機設定温度指示部は、 空調機設定温度を変更する空調機設定温度変更演算モジュールと、 情報処理装置に入気される温度と上限との偏差を演算する情報処理装置入気温度余裕度演算モジュールと、 前記空調の冷却サイクルを演算し、前記空調機の消費電力を求める空調機サイクル演算モジュールと、 前記空調機に対する情報処理装置の温度感度係数と、前記情報処理装置に対する前記空調機の温度感度係数とを演算する温度感度演算モジュールとを備えることを特徴とする空調設備制御システム。
IPC (1件):
F24F 11/02
FI (1件):
F24F11/02 Z
Fターム (2件):
3L060CC01 ,  3L060EE01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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