特許
J-GLOBAL ID:201003029516778282
超臨界流体システムにおける試料回収容器と、試料回収装置および試料回収方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岩橋 祐司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-249460
公開番号(公開出願番号):特開2010-078532
出願日: 2008年09月29日
公開日(公表日): 2010年04月08日
要約:
【課題】 超臨界流体に含まれる多成分の試料を、廉価に高い回収率で回収し得る超臨界流体システム用の試料回収容器、試料回収装置、試料回収方法を提供すること。【解決手段】 試料を含む超臨界流体を大気圧に近い圧力に減圧し、断熱膨張して形成される液体成分のエアロゾルを含んだ気体CO2を含有試料毎に分画してリッキッド・ハンドラーのプローブ60へ送り、大気圧下にあるバイアルキャップ100付きの多数本の回収バイアル300へ分注する。エアロゾルを含む気体CO2はバイアルキャップ100に設けた導入チューブ210の先端から回収バイアル300の内周面308に沿って円周方向よりは下向きに噴き出され、旋回して下降する間に、試料を含む液体成分は内周面308に衝突して捕捉され、気体CO2はバイアルキャップ100の排気孔109から排出される。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
超臨界流体システムに使用される試料回収容器であって、
分離部から溶出された試料を含む超臨界流体が大気圧に近い圧力に減圧され形成される液体成分のエアロゾルを含む気体を注入して前記試料を回収する円筒状の回収バイアルと
、前記回収バイアルの上端開口に取り付けられるバイアルキャップとを含み、
前記バイアルキャップは、前記回収バイアル内と外気とを連通する排気孔と、前記エアロゾルを含む気体を前記バイアルキャップの外部から前記回収バイアルの内部へ導入する導入路とを有し、
前記導入路の先端部は、前記回収バイアルの内周面に近接した位置において、前記内周面の円周方向、または前記円周方向よりは下向きの方向に開口しており、
大気圧下において前記エアロゾルを含む気体が注入されることを特徴とする試料回収容器。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N1/00 101K
, G01N30/02 N
Fターム (6件):
2G052AD23
, 2G052AD46
, 2G052CA04
, 2G052DA02
, 2G052DA12
, 2G052ED17
引用特許:
出願人引用 (6件)
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流体流からのサンプル採集方法と装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-184357
出願人:バーガーインストゥルメンツ,インコーポレイテッド
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超臨界システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-309833
出願人:日本分光株式会社
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捕集物採取用ノズル
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-330113
出願人:日本分光株式会社
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審査官引用 (3件)
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捕集物採取用ノズル
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-330113
出願人:日本分光株式会社
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流体流からのサンプル採集方法と装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-184357
出願人:バーガーインストゥルメンツ,インコーポレイテッド
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超臨界システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-309833
出願人:日本分光株式会社
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