特許
J-GLOBAL ID:201003030089004660
紫外線遮蔽性シリコーンコーティング組成物及び被覆物品
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
小島 隆司
, 重松 沙織
, 小林 克成
, 石川 武史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-047965
公開番号(公開出願番号):特開2010-202731
出願日: 2009年03月02日
公開日(公表日): 2010年09月16日
要約:
【解決手段】(A)酸化亜鉛微粒子の表面をAl、Si、Zr並びにSnの酸化物もしくは水酸化物から選ばれる少なくとも1種で被覆処理した複合酸化亜鉛微粒子を、分散媒体中に分散させた複合酸化亜鉛微粒子分散体であって、光触媒分解性が25%以下である複合酸化亜鉛微粒子分散体、(B)シリコーンレジン、(C)硬化触媒、(D)溶剤を含有し、かつ(A)複合酸化亜鉛微粒子分散体中の複合酸化亜鉛固形分量が、(B)シリコーンレジンの固形分に対して、1〜50質量%である紫外線遮蔽性シリコーンコーティング組成物。【効果】本発明によれば、硬化塗膜が可視光の透明性を維持しながら耐擦傷性、紫外線遮蔽性を発現し、更に長期の屋外暴露に耐えうる耐候性、耐久性を兼ね備えたシリコーンコーティング組成物及びそれを用いた被覆物品を提供することができる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(A)酸化亜鉛微粒子の表面をAl、Si、Zr並びにSnの酸化物及び水酸化物から選ばれる少なくとも1種で被覆処理した複合酸化亜鉛微粒子を、分散媒体中に分散させた複合酸化亜鉛微粒子分散体であって、メチレンブルー溶液に該複合酸化亜鉛微粒子分散体を投入し、ブラックライト照射前後で653nmの吸光度を測定した際の653nmでの吸光度変化から下記式で算出される光触媒分解性評価において、ブラックライト照射12時間後の光触媒分解性が25%以下である複合酸化亜鉛微粒子分散体、
光触媒分解性(%)=[(A0-A)/A0]×100
(ここで、A0は初期吸光度を表し、Aは光照射後の吸光度を表す。)
(B)下記一般式(1):
(R1)m(R2)nSi(OR3)4-m-n (1)
(式中、R1及びR2は、各々独立に、水素原子、又は置換もしくは非置換の一価炭化水素基であり、置換基同士が相互に結合していてもよく、R3は、炭素数1〜3のアルキル基であり、m,nは、各々独立に、0又は1であり、かつm+nは、0,1又は2である。)
で表されるアルコキシシラン及びその部分加水分解縮合物から選ばれる少なくとも1種を(共)加水分解・縮合することにより得られたシリコーンレジン、
(C)硬化触媒、
(D)溶剤
を含有し、かつ(A)複合酸化亜鉛微粒子分散体中の複合酸化亜鉛固形分量が、(B)シリコーンレジンの固形分に対して、1〜50質量%である紫外線遮蔽性シリコーンコーティング組成物。
IPC (5件):
C09D 183/06
, C09D 5/00
, C09D 7/12
, C09D 183/05
, C09D 201/10
FI (6件):
C09D183/06
, C09D5/00 Z
, C09D7/12
, C09D183/05
, C09D201/10
, C09D5/00 D
Fターム (18件):
4J038DL041
, 4J038DL051
, 4J038GA15
, 4J038HA216
, 4J038KA04
, 4J038KA06
, 4J038KA08
, 4J038KA15
, 4J038KA20
, 4J038MA09
, 4J038NA03
, 4J038NA09
, 4J038NA14
, 4J038NA19
, 4J038PA18
, 4J038PA19
, 4J038PB05
, 4J038PB07
引用特許:
出願人引用 (22件)
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特開昭51-2736号公報
-
特公平3-14862号公報
-
特公平3-62177号公報
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審査官引用 (8件)
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