特許
J-GLOBAL ID:201003031557274099
ダンパ装置、それを用いた高圧ポンプおよびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-256383
公開番号(公開出願番号):特開2010-223214
出願日: 2009年11月09日
公開日(公表日): 2010年10月07日
要約:
【課題】安価に製造できるとともに、耐用期間が長く、かつ圧力脈動の減衰効果が高いダンパ装置を提供する。【解決手段】ダンパ部材203は、蓋部材12とダンパハウジング201とにより構成される燃料室16に設けられ、第1ダイアフラム210および第2ダイアフラム220からなり、両ダイアフラムの間にダンパ室205を形成する。第1カバー部材230は第1外縁部231、第1規制部232を有し、第2カバー部材240は第2外縁部241、第2規制部242を有する。第2支持部材260は、第1支持部材250との間に第1外縁部231、ダンパ部材203、第2外縁部241を挟持する。ダンパ部材203のダンパ室205には、大気圧以上の「所定の圧力」の気体が封入されている。第1規制部232、第2規制部242は、燃料室16の圧力が前記「所定の圧力」以下のとき、ダンパ部材203の膨らみを規制するように形成されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一端に開口を有するダンパハウジングと、
前記開口を塞ぎ、前記ダンパハウジングとともに流体が流通可能な流体室を構成する蓋部材と、
前記流体室に設けられ、弾性変形可能な第1ダイアフラムおよび第2ダイアフラムからなり、前記第1ダイアフラムの第1周縁部と前記第2ダイアフラムの第2周縁部とを接合し、前記第1ダイアフラムの第1凹部と前記第2ダイアフラムの第2凹部との間に密閉されたダンパ室を形成するダンパ部材と、
前記第1ダイアフラムの反第2ダイアフラム側に設けられ、前記第1周縁部に当接する第1外縁部、および前記第1外縁部から径内側へ延びて形成される第1規制部を有する第1カバー部材と、
前記第2ダイアフラムの反第1ダイアフラム側に設けられ、前記第2周縁部に当接する第2外縁部、および前記第2外縁部から径内側へ延びて形成される第2規制部を有する第2カバー部材と、
前記第1カバー部材と前記蓋部材との間に設けられ、前記第1外縁部を前記第1周縁部側へ押圧する略筒状の第1支持部材と、
前記第2カバー部材と前記ダンパハウジングとの間に設けられ、前記第2外縁部を前記第2周縁部側へ押圧することで前記第1支持部材との間に前記第1外縁部、前記第1周縁部、前記第2周縁部および前記第2外縁部を挟持する略筒状の第2支持部材と、
を備え、
前記ダンパ部材の前記ダンパ室には、大気圧以上の所定の圧力の気体が封入されており、
前記第1規制部および前記第2規制部は、前記流体室の圧力が前記所定の圧力以下のとき、前記第1規制部が前記第1凹部に当接し、前記第2規制部が前記第2凹部に当接することで前記ダンパ部材の膨らみを規制するように形成されていることを特徴とするダンパ装置。
IPC (2件):
FI (3件):
F02M59/44 E
, F02M59/44 A
, F02M59/02
Fターム (11件):
3G066AB02
, 3G066AC09
, 3G066BA12
, 3G066BA46
, 3G066CA04U
, 3G066CA22S
, 3G066CA39S
, 3G066CD02
, 3G066CD04
, 3G066CD17
, 3G066CE02
引用特許:
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