特許
J-GLOBAL ID:201003032918965110

静電式液滴吐出機構およびマルチノズルユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-232772
公開番号(公開出願番号):特開2010-064359
出願日: 2008年09月11日
公開日(公表日): 2010年03月25日
要約:
【課題】静電吸引力を適切に制御して微小液滴を好適な状態で吐出可能な静電式液滴吐出機構を提案すること。【解決手段】静電式液滴吐出機構1は、垂直方向に対して液滴吐出ノズル2を傾斜配置し、その先端開口2aには一定のギャップで、垂直に配置したニードル電極3(接地電極)の先端3aが対峙している。ニードル電極3の先端3aはその上側に水平に配置したガラス基板Wの裏面に点接触している。液滴吐出ノズル2の外周面に形成したノズル側電極2cに高圧パルスを印加すると、先端開口2aとニードル電極3の間に発生する静電吸引力によって、先端開口2aから液体が吸引され微小液滴がガラス基板Wの表面に形成される。液滴吐出ノズル2を傾斜配置し、接地電極としてニードル電極3を使用して電界を集中させるようにしているので静電吸引力の制御が容易になり、微小液滴を適切に形成できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
液滴吐出ノズルに液体を供給し、 液滴吐出ノズルの先端開口と接地電極を一定の間隔で対向配置し、 前記ノズル内の液体にパルス電圧を印加して、前記ノズルの先端開口の液体と前記接地電極の間に静電吸引力を発生させ、 前記静電吸引力によって、前記ノズルの先端開口に形成されている液体メニスカスを吸引して液滴を分離形成する静電式液滴吐出機構において、 前記ノズルの先端開口と前記接地電極の間に形成される電界の方向に対して、前記ノズルを傾斜配置したことを特徴とする静電式液滴吐出機構。
IPC (2件):
B41J 2/06 ,  B41J 2/135
FI (2件):
B41J3/04 103G ,  B41J3/04 103N
Fターム (5件):
2C057AF33 ,  2C057AG03 ,  2C057AG12 ,  2C057BD05 ,  2C057BD14
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (6件)
  • インクジェット記録装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-056230   出願人:富士ゼロックス株式会社
  • インクジェット記録装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-251987   出願人:日本ビクター株式会社
  • 静電吸引型流体ジェット装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-278219   出願人:シャープ株式会社, コニカミノルタホールディングス株式会社, 独立行政法人産業技術総合研究所
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