特許
J-GLOBAL ID:201003033983063138

緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-221798
公開番号(公開出願番号):特開2010-054009
出願日: 2008年08月29日
公開日(公表日): 2010年03月11日
要約:
【課題】油圧緩衝器において、ディスクバルブを押圧するコイルバネのバネ力を大きくすることなく、減衰力を大きできるようにして、コイルバネの組付性を向上させる。【解決手段】油液が封入されたシリンダ2内に、ピストンロッド4が連結されたピストン3を挿入する。ピストン3の伸び側及び縮み側油路9、10に減衰力発生機構D1、D2を設けて減衰力を発生させる。減衰力発生機構D1、D2は、ディスク15、22をバルブスプリング17、24によって外側シート部11、18及び内側シート部12、19に押圧して、その開弁圧力を調整する。内側シート部12、19を外側シート部11、18近傍に配置して、伸び側及び縮み側油路9、10の開口部9A、10Aを取囲むようにしたことにより、ディスク15、22の受圧面積が小さくなるので、バルブスプリング17、24のバネ力を大きくすることなく、大きな減衰力を発生させることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
流体が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に挿入されたピストンと、該ピストンに連結されて前記シリンダから外部に延出されたピストンロッドと、前記ピストンの摺動によって流体の流れを生じる流路と、該流路に設けられたディスクを有する減衰力発生機構とを備えた緩衝器において、 前記減衰力発生機構は、前記流路の開口部が設けられたバルブ本体と、前記バルブ本体に設けられ前記流路の開口部の外周に突出された環状の外側シート部と、前記外側シート部の内周部近傍に配置されて前記外側シート部との間で前記流路の開口部を取囲むように突出された内側シート部と、前記外側シート部及び前記内側シート部に着座するディスクと、前記ディスクを前記内側シート部に向かって押圧するコイルバネとを有していることを特徴とする緩衝器。
IPC (1件):
F16F 9/348
FI (1件):
F16F9/348
Fターム (4件):
3J069AA50 ,  3J069CC13 ,  3J069DD48 ,  3J069EE28
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
  • バルブ構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-304304   出願人:カヤバ工業株式会社
  • 油圧緩衝器の減衰バルブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-131377   出願人:カヤバ工業株式会社
  • 減衰力発生部構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-115150   出願人:カヤバ工業株式会社
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